名称:企画展「聖地の風景–寺社絵図の世界–」和歌山県立博物館
会期:令和3年(2021)6月12日(土)~ 7月11日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日9時30分~17時(入館は16時30分まで)
住所:〒640-8137和歌山県和歌山市吹上1-4-14
TEL:073-436-8670
URL:和歌山県立博物館
紀伊国には、高野山や熊野三山、根来寺や粉河寺など、全国的にもよく知られた有名な寺社・霊場がいくつもあります。その一方で、昔は大きな寺社であったものの、現在ではあまり知られていない、もしくは姿を大きく変えた寺社・霊場などもあります。さらには、各村や町にも、身近な寺院や神社はたくさんありました。このような寺院や神社の様子を詳しく伝えてくれるのが、寺社絵図と呼ばれる寺社の建物や風景を描いた図面です。
参詣者の誘致や案内のため、盛時の様相をアピールするため、建物の建て直しをするため、寺社で行われる行事のしつらえや人の動きをあらわすためなど、様々な意図や目的で寺社絵図は制作されました。特に寺社絵図には、現在とは異なる建物や景観などが描かれている場合も多く、昔の景観や変遷なども知ることができる貴重な資料となっています。
この企画展では、寺社絵図を中心に、明治時代以前における寺社の風景を紹介いたします。往時の景観と現在の景観とを重ねあわせながら、それぞれの寺社がたどった歴史を確認するとともに、和歌山の聖地・霊場をめぐっていただけたらと思います。
主催:和歌山県立博物館
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