特別展「清方と二人の弟子―門井掬水 西田青坡―」鎌倉市鏑木清方記念美術館

特別展「清方と二人の弟子―門井掬水 西田青坡―」

名称:特別展「清方と二人の弟子―門井掬水 西田青坡―」鎌倉市鏑木清方記念美術館
会期:2024年5月25日(土)~6月30日(日)
開館時間:午前9時00分~午後5時00分 (最終入館は午後4時30分まで)
   ※20名以上の団体でのご来館を希望される場合は、事前にご連絡ください。
休館日:毎週月曜日、6月4日(火)
観覧料:一般 450円、小・中学生 220円
住所:〒248-0005神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
TEL:0467-23-6405
URL:鎌倉市鏑木清方記念美術館

鏑木清方《夏の女客》 昭和8年(1933) 茨城県近代美術館蔵
鏑木清方《夏の女客》 昭和8年(1933) 茨城県近代美術館蔵

鏑木清方のもとには、画風や人柄に惹かれて多くの入門希望者が集まり、一時、弟子は五十余人にものぼりました。中でも、門井掬水と西田青坡は、生涯を通じ清方のもっとも近くで師風を学んだ日本画家です。門井掬水(1886~1976)は茨城県に生れ、小学生の時に、当時、駆け出しの挿絵画家の清方に習い事として入門し、一番弟子となりました。西田青坡は(1895~1980)は東京深川に生れ、伯父の西田伝助が清方の父・篠野採菊と深い親交を結んだのが縁となり、12歳頃に入門、住み込みで指導を受けた時期もありました。主に女性像を描いた師と同じ様に、掬水と青坡も美人画を手がけますが、次第に独自の画風を切り開き、掬水は女性たちの労働する姿、青坡は市井の生活の細やかな描写に才を発揮し優品を残しました。
 本特別展では、清方作品のほかに掬水、青坡作品をご紹介し、二人の弟子への美の伝承を辿ります。

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