「或る賞鑑家の眼 -大久保裕司の蒐集品-」豊田市民芸館

「或る賞鑑家の眼 -大久保裕司の蒐集品-」豊田市民芸館

名称:「或る賞鑑家の眼 -大久保裕司の蒐集品-」豊田市民芸館
会期:2024年7月13日(土)〜9月23日(月祝)
会場: 豊田市民芸館 第1・2民芸館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:一般 300円、大学生・高校生 200円
住所:〒470-0331愛知県 豊田市平戸橋町波岩86-100
TEL:0565-45-4039
URL:豊田市民芸館

「或る賞鑑家の眼 -大久保裕司の蒐集品-」豊田市民芸館
「或る賞鑑家の眼 -大久保裕司の蒐集品-」豊田市民芸館

古美術・骨董を通じて、青山二郎氏、秦秀雄氏、白洲正子氏等の先達と実際に相見えた数少ない賞鑑家、故大久保裕司氏。その蒐集品は、日本の古代から近代までの陶磁器、ガラス、木工、金工、民間仏や小道具、朝鮮時代の諸工芸品から西洋アンティークまで幅広い内容で形成されています。この具眼の士が心のままに求め、その元に集まった骨董の品々には、見過ごすことのできない美しさと魅力が宿っています。
大久保氏は壺なら壺、猪口なら猪口というように、順を追ってものを集め、それを並べたり、研究したりする蒐集家ではありませんでした。歴史や思想には基本的に全く興味がなく、ものを理解するのに必要なのは感性であり、知識などは百害あって一利なしと常々言っていたといいます。
ここに展示されるものたちは、大久保氏の眼前に顕れ立ち、彼の心奥を強く揺らせたものたちです。大久保裕司氏という一人の賞鑑家が、洋の東西を問わず、飛鳥時代から近代に至るまで、自らの感性の赴くままに求めた蒐集品の数々をぜひご覧ください。

蚊遣り豚
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