名称:小特集:朝井閑右衛門が描いた「ドン・キホーテ」横須賀美術館
会期:2024年3月5日(火)~7月7日(日)
開館時間 10:00~18:00
休館日:4月1日(月)、5月13日(月)、6月3日(月)、7月1日(月)
会場:本館2階 ギャラリー(図書室前の無料スペース)
主催:横須賀美術館
住所:〒239-0813神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL:046-845-1211
URL:横須賀美術館
朝井閑右衛門(1901~1983)は戦後間もなく横須賀市田浦にアトリエを構え、約20年住み続けた、横須賀ゆかりの洋画家です。当館では、ガラス台鉢や電線風景、薔薇、サーカスなどを描いた独創的な作品を数多く所蔵しています。
その中から、カマボコ板のような小さな画面に、ドン・キホーテを描いた作品をご紹介します。スペインの作家セルバンテスによる「ドン・キホーテ」は、騎士道小説を読みすぎて自分を騎士だと思い込んだ初老の主人公が、瘦せ馬のロシナンテにまたがり、従者サンチョ・パンサを伴って遍歴の旅に出る物語です。朝井は何を思ってこの滑稽な冒険譚をくり返し描いたのでしょうか。妄想ともいえる正義感にかられて、向こう見ずの行動に出るドン・キホーテと自分を重ねていたのかもしれません。今回は、2階ギャラリー(図書室手前)で8点の作品をご紹介します。朝井閑右衛門やドン・キホーテの物語に興味がわいた方は、図書室まで足をのばして関連図書もお楽しみください。
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