常設展「目もあやなオバケ 王国岡本太郎のオバケ論」川崎市岡本太郎美術館

名称:常設展「目もあやなオバケ 王国岡本太郎のオバケ論」川崎市岡本太郎美術館
会期:2024年7月12日(金)~2024年10月6日(日)
会場:川崎市岡本太郎美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)
   7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)
観覧料:7月12日(金)~7月19日(金)、9月3日(火)~10月6日(日)
   常設展のみ開催
   一般 500円(400円)
   高・大学生・65歳以上 300円(240円)
   7月20日(土)~9月1日(日)
   企画展とのセット料金
   一般 900円(720円)
   高・大学生・65歳以上 700(560円)
   ※( )内は20名以上の団体料金、中学生以下無料
住所:〒214-0032神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
TEL:044-900-9898
URL:川崎市岡本太郎美術館

岡本太郎《なまはげ・秋田》1957年2月12日
岡本太郎《なまはげ・秋田》1957年2月12日

「オバケというのは、本当に、見つめることによってあらわれるのだ。だから、純粋に己をみつめれば誰でもが、一生のうちに大なり小なり、奇怪な分身の姿を見る。」*
オバケの姿は日本人の自由な発想力が源であると考え、日本文化としてのオバケに関心を抱いていた岡本太郎。人間の身分に構わずいたずらをしかけ笑い飛ばすオバケ。これを日本人の誇り得るものの一つであると、岡本は述べています。
岡本の作品には人間の内にある真の姿として、オバケのようなキャラクターがたびたび現れます。岡本の冷静かつ無邪気な目線から表現された世界では、ほとんど妖怪に近い姿をなした生き物が駆け回り、生を哄笑します。
本展ではオバケ同様に既存の体制に抗いながらも、愛嬌ある作品を生み出し続けた、岡本が作り出した鮮やかなオバケ王国をご覧ください。
*岡本太郎「《オバケ》このアンチ人間下司・チンピラ幽霊は消え失せろ」『サンデー毎日』1965年8月29日

岡本太郎《河童像》1981年
岡本太郎《河童像》1981年
岡本太郎《ノン》1970年
岡本太郎《ノン》1970年
岡本太郎《疾走する眼》1992年
岡本太郎《疾走する眼》1992年

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