「並木秀俊 截金作品展」阪急うめだ本店

「金孔雀」(縦75×横36cm)

名称:「並木秀俊 截金作品展」阪急うめだ本店
会期:2024年7月10日(水)〜 16日(火)
会場:7階 美術画廊
開館時間:10:00 〜 20:00
入場料:無料
住所:〒530-8350大阪府大阪市北区角田町8番7号
TEL: 06-6361-1381
URL:阪急うめだ本店

繊細にして華やか。極薄の金箔を線状や角形に切り貼りし文様にしていく“截金(きりかね)”という技法と日本画の岩絵の具を融合させて表現する並木秀俊。飛鳥時代、仏教伝来とともに日本に伝わってきたとされる“截金”は、仏教の庇護のもと、平安・鎌倉時代に隆盛を極めました。最近の研究では、紀元前のガラス制作にも施されており、ヨーロッパからシルクロードを経て、日本に伝わってきたものと考えられています。今展では、仏教で培われた伝統的な図柄を連続させた文様だけではなく、自由な発想で描かれた新作20余点をご覧いただきます。

並木秀俊
1979年、千葉県に生まれる。
2003年、東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業。
2008年、東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復(日本画)後期博士課程 修了。博士(文化財)学位取得。野村美術賞 受賞。
2010年、第65回春の院展奨励賞 受賞(’11・’12・’14・’19)。再興第95回院展奨励賞 受賞(’12・’16・’18)。天心記念茨城賞 受賞。江戸川区文化奨励賞 受賞。
2011年、第66回春の院展外務大臣賞 受賞。
2012年、有芽の会法務大臣賞 受賞。公益財団法人 芳泉文化財団 文化財保存学(日本画)研究助成 顕彰対象研究。
2014年、公益財団法人 花王芸術・科学財団 美術に関する研究奨励賞 受賞。
2017年、一般財団法人 前田青邨顕彰中村奨学会中村賞 受賞。
現在、截金士、日本画家、日本美術院特待、東京藝術大学ゲスト講師、愛知県立芸術大学非常勤講師、金沢美術工芸大学非常勤講師。

「金孔雀」(縦75×横36cm)
「金孔雀」(縦75×横36cm)

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