名称:第29回NIE全国大会京都大会開催記念「京都市における新教育の軌跡 -京都に眠る「児童本位」の教育の世界-」京都市学校歴史博物館
会期:2024年6月22日(土) 〜 2024年9月16日(月)
会場:京都市学校歴史博物館
1階 第2展示室・3階 第3展示室
時間:9:00~17:0(入館は16:30まで)
休館日:水曜日(祝日の場合は開館)
料金:大人:400円(320円)
小中高生:150円(120円)
※()内は20名以上の団体料金
※京都市内の小中学生は土日入館無料
住所:〒600-8044京都府京都市下京区御幸町通仏光寺下ル橘町437
TEL:075-344-1305
URL:京都市学校歴史博物館
本展では、子ども自身の行動や生活・関心・気持ちを重視した教育の取組み―「新教育」をテーマに、戦前戦後の京都市における「新教育」実践の歴史をたどります。「新教育」は、教科書や教師の意向を中心に置く従来の教育の在り方に対して、教えられる側の子どもを中心に自発的な活動を重んじる新たな方針の教育として生まれた言葉です。19世紀末以降、欧米を中心に展開され、日本では主に大正期、さらに戦後以降に追究が本格化し、注目すべき教育実践として捉えられています。
実は京都市は、この「新教育」に歴史においても重要な位置を占める場所であり、全国的にも先駆けて明治期から取り組みが始まっていました。その結果、京都市では「新教育」に関する多様な実践の数々が、数多くの教師たちの手で蓄積されていくことになりました。
しかし、こうした京都市における教育史の大切な一面は、これまで十分に調査・研究が進められてきたとは決して言えないのが現状です。
本展では、そんな注目すべき京都市の教育実践の歴史とその歴史をめぐる教師たちのドラマをさまざまな史料を通じてご紹介します。
併せて、第29回NIE全国大会京都大会の開催を記念した展示コーナーも設置します。NIE(Newspaper in Education)とは日本語で「教育に新聞を」と訳される、学校などで新聞を教材として活用する活動のことです。このコーナーでは京都のNIEの歴史に関する史料や、NIEと新教育の関連を示す注目すべき史料をご紹介します。ぜひご高覧ください。
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