白石効栽 「FUGA Dining Exhibition 目の中の壁」Restaurant & Bar FUGA

白石効栽 「FUGA Dining Exhibition 目の中の壁」Restaurant & Bar FUGA

名称:白石効栽 「FUGA Dining Exhibition 目の中の壁」Restaurant & Bar FUGA
会期:2024年7月16日(火)〜2024年10月31日(木)
開館時間:11:30 〜 2:00
   土曜日・日曜日・祝日は23:00まで
   15:00〜17:00は休憩
入場料:無料
会場:Restaurant & Bar FUGA
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂2-20-19 赤坂菅井ビル 1階B室
URL:Restaurant & Bar FUGA

白石効栽 「FUGA Dining Exhibition 目の中の壁」Restaurant & Bar FUGA
白石効栽 「FUGA Dining Exhibition 目の中の壁」Restaurant & Bar FUGA

今回の展示の作品はほとんどがニコラ・プッサンの風景画をモチーフに描いています。彼の作品を見ていると、自分の幼い頃に体験した、暗い部屋の窓から山の色の光が入ってきて部屋全体が薄っすら緑色になった光景を思い出します。なので彼の風景画をその山の光のように、もしくはカメラオブスクラによって壁に映し出された光としてみたて、その光をなぞるように描きました。カメラオブスクラとは暗い部屋の小さな穴から壁に外の光景が映し出される装置です。目が見える原理もその装置と同じで、光が眼底に映し出されています。描いている最中にそのことが頭の中をよぎり、だんだんと目の中の壁にその光を描いているように感じました。去年以下のようなステートメントを描きました。「狭い場所を出て広い所に行きたいと思っていましたが、身体が邪魔だと感じました。森の中を迷うにも、広い海の上で漂うにも身体が傷つくことを気にしてしまう。そんな思い通りにいかない体にうんざりしていたら『遠くに投げる』ことを思いつきました。体を遠くに投げたら広い平野に落ちて転がったり、広い海にポチャンと漂ったりするのではないだろうかと考えました。投げられた身体が徐々に塵になって、目という澄んだレンズだけが残って、光を収集し、収集したそれらが星となって消える前に絵という墓に納めています。」。今回の展示と制作はこの続きをしています。
白石 効栽

略歴
1998年生まれ 長野県出身
2022年京都芸術大学美術工芸領域卒業
2024年京都芸術大学大学院美術工芸領域修士課程 在籍
個展・グループ展
2022年7月TOD TOKYO グループ展 
2022年7月haku Kyoto グループ展
2022年11月ルメテアデリン グループ展
2023年1月ASTERGallery Kanazawa グループ展 Post Landscap
2023年3月CANDYBARGallery 「痕跡」白石効栽 近藤亜美 2人展
2023年5月HIROSHIMA L GALLERY グループ展
2023年8月西武渋谷店 グループ展「世界分割線」

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