「公開制作82 淺井裕介 種を食べた美術館」府中市美術館

「公開制作82 淺井裕介 種を食べた美術館」府中市美術館

名称:「公開制作82 淺井裕介 種を食べた美術館」府中市美術館
会期:2021年7月24日(土曜日)~11月28日(日曜日)
休館日:月曜日(8月9日・9月20日をのぞく)、9月6日(月曜日)~17日(金曜日)、8月10日(火曜日)、9月21日(火曜日)
時間:10:00~17:00
会場:公開制作室(観覧無料)
主催:府中市美術館
協賛:ターナー色彩株式会社 協力:ANOMALY
住所:〒183-0001東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内
TEL:042-336-3371(ハローダイヤル)
URL:府中市美術館

「公開制作82 淺井裕介 種を食べた美術館」府中市美術館
「公開制作82 淺井裕介 種を食べた美術館」府中市美術館

 淺井裕介は、アトリエでの絵画制作と並行しながらも土やマスキングテープなど身近な素材を用い、近年では壁や床など20mを優に越すような大きな空間を使い、奔放に作品を制作しています。からみあう草や木、鳥や獣たち、そして人間の姿が、ときに入れ子状に描かれます。それらは神話や民話に登場する物語のように象徴的で、原初的な力強さをはらみ、現代に生きる私たちに生命の根源を問いかけ、暗示しているかのようです。これまでさまざまな土地を訪れては、その場所に返答するように、想像力と詩情豊かに制作を行ってきました。
 今回の公開制作では、平面を離れ、半立体となる支持体を作成し、四つ足の動物から、芽が生え木々が茂り、小さな生き物が集まっていく様子を、室内を舞台に展開します。小さな種が芽をだし、木になり森になるように、豊かな大地へと細かな生き物たちが増えていくイメージを現出させる計画です。さらに移動を制限される状況下における作家の新たな試みとして、制作の中から生まれてくる五感に焦点を当て、音や香りなどの視覚以外の情報を使って鑑賞できるような場を生み出します。淺井が創造する多様な植物や動物たちの姿を通して、生命の世界のかがやきを伝えます。

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