「入野忠芳 − 不確かな行方」アートギャラリーミヤウチ

「入野忠芳 − 不確かな行方」アートギャラリーミヤウチ

名称:「入野忠芳 − 不確かな行方」アートギャラリーミヤウチ
会期:2024年07月26日~2024年09月23日
会場:アートギャラリーミヤウチ
開館時間:10:00-17:00(最終入館は閉館の30分前まで)
休館日:火・水曜日(但し、8/13,14 は開館)
観覧料:一般:500 (400)円、学生:300 (240)円
   ※ リーフレット付き
   ※ (  )内は10名以上の団体料金。高校生以下又は 18歳未満、各種障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名は無料
   ※ 同時開催展「KIT Miyauchi00」もご覧いただけます(7/26−9/1)
   ※ 9/2以降は一般300円、学生200円
   ※ 別途参加費が必要なトークイベントがあります
住所:〒738-0034 広島県廿日市市宮内4347-2
TEL:0829-30-8511
URL:アートギャラリーミヤウチ

《裂罅 75-4》1975年、油彩・キャンバス
《裂罅 75-4》1975年、油彩・キャンバス

『裂罅』にいたる様々な道 1958〜1975
広島の美術界で大きな足跡を残した入野忠芳さん(1939〜2013)の展覧会を開催します。
入野さんは、広島の美術家を顕彰するヒロシマ アート グラントの第3回受賞者であること(1985)からも伺えるように、その作品は高い評価を受けてきました。アトリエでの制作のほか、広島市現代美術館を設置するきっかけとなった広島市文化懇話会の委員を務めたり、広島拘置所の外壁の壁画を制作したり(1989、2009〜13)するなど、美術に関する幅広い活動も行ってきました。
1975年、第11回日本現代美術展で大賞を受賞したのが「裂罅(れっか)」シリーズの1点です。以後、同シリーズを発展させた「波動」「流形」「風成」のシリーズを展開しました。本展では、その記念すべき「裂罅」にいたるまでの入野さんの制作の変遷を、ご遺族所蔵の作品群の中からセレクトして紹介します。画家が自身のスタイルを確立するまでの格闘、創造の過程をご高覧いただければ幸いです。
企画監修:出原均(アーツ前橋館長)
本展は、当館が2023年度に実施した広島の戦後美術に関わる作品や資料のアーカイブワークショップにおいて、入野氏が保管していた作品ファイルや文献を資料の対象にしたことが背景にあります。広島市立大学の「広島芸術都市ハイヴ|Hiroshima Arts & City Hive」が「令和5年度文化庁 大学における文化芸術推進事業」の助成を受けて実施した人材育成事業プログラム

《人群像》1960年 (2)《貌》1966年 (3)《待つ2》1969年 (全て油彩・キャンバス)
《人群像》1960年 (2)《貌》1966年 (3)《待つ2》1969年 (全て油彩・キャンバス)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る