「香りの装い~香水瓶をめぐる軌跡~」箱根ガラスの森美術館

「香りの装い~香水瓶をめぐる軌跡~」箱根ガラスの森美術館

名称:「香りの装い~香水瓶をめぐる軌跡~」箱根ガラスの森美術館
会期:2024年7月19日(金)〜2025年1月13日(月)
会場:箱根ガラスの森美術館
開館時間:10:00 〜 17:30
休館日:冬期休館
入場料:一般 1800円、大学生
    高校生 1300円、中学生
    小学生 600円、
    65歳以上 1700円、
    障害者手帳提示(一般・大学生・高校生) 900円、
    障害者手帳提示(中学生・小学生) 400円
住所:〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
TEL:0460-86-3111
URL:箱根ガラスの森美術館

犬を抱く少年像香水瓶
1745~50年頃 ドイツ マイセン窯
犬を抱く少年像香水瓶 1745~50年頃 ドイツ マイセン窯

香りは古来においては神への捧げものとして、中世からルネサンスにかけては病気から身を守る薬や魔除けとして、そして現代ではファッションとして、時代とともにその役割を変えていきました。そして、香りは時代の移り変わりとともに、天然石や陶磁器、ガラスといった様々な香水瓶という「衣装」に姿を託し、往時の栄華を今に伝えています。
本展では、3000年以上の時を経て人と香りが歩んだ軌跡をめぐります。時代を彩る3人の貴婦人たちが愛した香りとともに、水晶や瑪瑙などで制作された香水瓶や、神話や愛などの寓意を込めた香水瓶、ファッションとして香りのイメージをデザインした19世紀末以降の香水瓶など、様々な香りの器の世界をご紹介いたします。ぜひ、往時の人々の想いが込められた「香りの装い」をお楽しみください。

香水瓶セット
1870年頃 フランス
海の見える杜美術館収蔵
香水瓶セット 1870年頃 フランス 海の見える杜美術館収蔵
香水瓶
1890年頃 ロシア サンクトペテルブルク ファベルジェ社
海の見える杜美術館収蔵
香水瓶 1890年頃 ロシア サンクトペテルブルク ファベルジェ社 海の見える杜美術館収蔵
瑪瑙香水瓶
18世紀後半 ロシア
瑪瑙香水瓶 18世紀後半 ロシア
馬車形香水瓶
1860年頃 イタリア
馬車形香水瓶 1860年頃 イタリア
ブロンズ枠付き香水セット
19世紀中頃 フランス
ブロンズ枠付き香水セット 19世紀中頃 フランス
黒絵式香油壺
紀元前6世紀 ギリシャ
黒絵式香油壺 紀元前6世紀 ギリシャ
コア・グラス双耳香油瓶
紀元前2~前1世紀 東地中海沿岸域
コア・グラス双耳香油瓶 紀元前2~前1世紀 東地中海沿岸域
長頸瓶
1世紀 東地中海沿岸域
長頸瓶 1世紀 東地中海沿岸域
人頭瓶
1世紀 東地中海沿岸域
人頭瓶 1世紀 東地中海沿岸域
点彩花文蓋付ゴブレット
1500年頃 ヴェネチア
点彩花文蓋付ゴブレット 1500年頃 ヴェネチア
薔薇水撒水瓶
18~19世紀 ペルシャ
薔薇水撒水瓶 18~19世紀 ペルシャ
グース・ネック形薔薇水撒水瓶
18~19世紀 ペルシャ
グース・ネック形薔薇水撒水瓶 18~19世紀 ペルシャ
点彩扁瓶
16世紀 ヴェネチア
点彩扁瓶 16世紀 ヴェネチア
薔薇水撒水瓶
17~18世紀 スペイン
薔薇水撒水瓶 17~18世紀 スペイン
ポマンダー
1630年頃 ドイツ
海の見える杜美術館収蔵
ポマンダー 1630年頃 ドイツ 海の見える杜美術館収蔵
ミルフィオリ・グラス・ランプ
1910年頃 ヴェネチア
アルティスティ・バロヴィエール工房
ミルフィオリ・グラス・ランプ 1910年頃 ヴェネチア アルティスティ・バロヴィエール工房
女神天使文香水瓶
18世紀後半 イギリス
ウェッジウッド
高砂コレクション®
女神天使文香水瓶 18世紀後半 イギリス ウェッジウッド 高砂コレクション®
カメオ・グラス朝顔文香水瓶
1887年頃 イギリス
トーマス・ウェッブ&サンズ社
カメオ・グラス朝顔文香水瓶 1887年頃 イギリス トーマス・ウェッブ&サンズ社
月光色エナメル彩香水瓶
1890年頃 フランス
エミール・ガレ
月光色エナメル彩香水瓶 1890年頃 フランス エミール・ガレ
「リンゴの花咲く木」香水瓶
1919年 フランス
ルネ・ラリック
「リンゴの花咲く木」香水瓶 1919年 フランス ルネ・ラリック
ラスター彩香水瓶
1924年頃 ボヘミア
レッツ工房
ラスター彩香水瓶 1924年頃 ボヘミア レッツ工房

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