「大正イマジュリィの世界~モダンデザインの饗宴~」郡山市立美術館

「大正イマジュリィの世界~モダンデザインの饗宴~」郡山市立美術館

名称:「大正イマジュリィの世界~モダンデザインの饗宴~」郡山市立美術館
会期:2024年9月7日(土)~2024年10月27日(日)
会場:郡山市立美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 
   ※ただし9月16日、23日、10月14日(月・祝)は開館、翌日休館
観覧料:一般 1,000円(800円)
   高校・大学生、65歳以上 700円(560円)
   ※( )は20名以上の団体料金、中学生、障がい者手帳をお持ちの方は無料
住所:〒963-0666福島県郡山市安原町字大谷地130-2
EL:024-956-2200
URL:郡山市立美術館

「大正イマジュリィの世界~モダンデザインの饗宴~」郡山市立美術館
「大正イマジュリィの世界~モダンデザインの饗宴~」郡山市立美術館

本展では、本や雑誌の挿絵、装幀、絵はがき、ポスターなど、大衆性の高い版画や印刷物の総称として、このことばを用いています。技術革新を追い風に、出版文化が急速に発展した大正期、イマジュリィの世界も黄金時代を迎えました。
当時、さまざまなイマジュリィを舞台に活躍したのが藤島武二、橋口五葉、竹久夢二ら新しい表現方法を模索していた画家たちです。彼らは同時代の美術界の動向と並走しながら、じつに多彩で魅力的な表現を生みだし、多くの人々の心をとらえました。こうした動きのなかで、やがて杉浦非水をはじめとするグラフィックデザイナーが誕生し、モダンデザインに大きな影響を及ぼしました。
本展では、大正イマジュリィの多彩なデザインやイラストレーションの数々をご覧いただきます。さらに、郡山市立美術館が所蔵するイギリスの書物や版画作品などを併せて展示し、大正イマジュリィとの関わりにも触れます。時を経てもなお、輝きを増し続ける大正今ジュリィの抒情性やモダン感覚あふれる世界をぜひご堪能ください。

竹久夢二 《野遊》『三越』第15巻10号 1925(大正14)年 個人蔵
竹久夢二 《野遊》『三越』第15巻10号 1925(大正14)年 個人蔵
「大正イマジュリィの世界~モダンデザインの饗宴~」郡山市立美術館
「大正イマジュリィの世界~モダンデザインの饗宴~」郡山市立美術館
藤島武二 《花菖蒲》 川上瀧彌/森廣著『はな』 挿画 1903(明治36)年[第3版] 個人蔵
藤島武二 《花菖蒲》 川上瀧彌/森廣著『はな』 挿画 1903(明治36)年[第3版] 個人蔵
杉浦非水 『非水図案集』第一集 1915(大正4)年 個人蔵
杉浦非水 『非水図案集』第一集 1915(大正4)年 個人蔵
橋口五葉『NIPPON YUSEN KAISHA』(日本郵船パンフレット) 1914~15(大正3~4)年 個人蔵
橋口五葉『NIPPON YUSEN KAISHA』(日本郵船パンフレット) 1914~15(大正3~4)年 個人蔵
小林かいち 絵はがきセット《彼女の青春》 1925~26(大正14~15)年頃 個人蔵
小林かいち 絵はがきセット《彼女の青春》 1925~26(大正14~15)年頃 個人蔵
高橋春佳 絵はがきセット 昭和初期 個人蔵
高橋春佳 絵はがきセット 昭和初期 個人蔵
オットー・デュンケルスビューラー[絵はがき]《国際懸賞募集ポスター》三等入選 1924(大正13)年 個人蔵
オットー・デュンケルスビューラー[絵はがき]《国際懸賞募集ポスター》三等入選 1924(大正13)年 個人蔵
水島爾保布 谷崎潤一郎著『人魚の嘆き・魔術師』挿画 1919(大正8)年 個人蔵
水島爾保布 谷崎潤一郎著『人魚の嘆き・魔術師』挿画 1919(大正8)年 個人蔵
オーブリー・ビアズリー《おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン》(オスカー・ワイルド『サロメ』挿絵) 1893年 郡山市立美術館蔵
オーブリー・ビアズリー《おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン》(オスカー・ワイルド『サロメ』挿絵) 1893年 郡山市立美術館蔵
竹久夢二 《涼しき装ひ》『三越』第15巻6号 1925(大正14)年 個人蔵
竹久夢二 《涼しき装ひ》『三越』第15巻6号 1925(大正14)年 個人蔵

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