名称:「いわさきちひろぼつご50ねん こどものみなさまへ あれ これ いのち」安曇野ちひろ美術館
会期:2024年9月7日~2024年12月1日
会場:安曇野ちひろ美術館
休館日:水曜日(祝休日は開館、翌平日休館)
観覧料:大人1200円/18歳以下・高校生以下無料
団体(有料入館者15名以上)、65歳以上、学生の方、18歳以下の子どもに同伴する保護者(お子さま1名につき2名まで)は900円/障害者手帳ご提示の方とその介添えの方1名は無料/年間パスポート3000円
住所:〒399-8501長野県北安曇郡松川村西原3358-24
TEL:0261-62-0772
URL:安曇野ちひろ美術館
いわさきちひろは、野の草花や小さな生きものを大切に描いています。それらの絵には、心のふるさとであった信州の豊かな自然が感じられます。
ちひろが絵を描いていた50年以上前、日本は高度経済成長期まっただなかでした。各地で野山が切り開かれ、川や水辺がコンクリートで固められ、それまで見られた草花や生きものも減っていきました。
当時、ちひろは、「私は私の絵本のなかで、いまの日本から失われたいろいろなやさしさや、美しさを描こうと思っています」と語っています。そこには、開発が進むなか、自分が愛した自然を子どもたちに残したいという願いが込められていたのかもしれません。
本展では、ちひろの絵のなかの草花や生きものたちを、安曇野の自然とともに見つめます。生態学の視点やアートユニットplaplaxによるインタラクティブな作品を取り入れ、いろいろな「いのち」となかよく生きるにはどうしたらよいかを楽しく考えます。
同時開催:ちひろ美術館コレクション「野のいのち」
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