「谷内六郎のタイル絵― 伊奈製陶のPR誌を飾った昭和の四季 ―」INAXライブミュージアム 

「谷内六郎のタイル絵― 伊奈製陶のPR誌を飾った昭和の四季 ―」INAXライブミュージアム 

名称:「谷内六郎のタイル絵― 伊奈製陶のPR誌を飾った昭和の四季 ―」INAXライブミュージアム 
会期:2024年9月7日(土)~12月3日(火)
会場:INAXライブミュージアム「窯のある広場・資料館」2階
休館日:水曜日
観覧料:共通入館料にて観覧可 (一般:700円、高・大学生:500円、小・中学生:250円)
主催・企画:INAXライブミュージアム
協力:横須賀美術館
会場グラフィック:河合秀尚
住所:〒479-8586愛知県常滑市奥栄町1-130
TEL:0569-34-8282
URL:INAXライブミュージアム

「谷内六郎のタイル絵― 伊奈製陶のPR誌を飾った昭和の四季 ―」INAXライブミュージアム 
「谷内六郎のタイル絵― 伊奈製陶のPR誌を飾った昭和の四季 ―」INAXライブミュージアム 

昭和のなつかしい風景や、心の片隅に残る幼い日の光景を描き、郷愁の画家といわれた谷内六郎。代表作である『週刊新潮』の表紙絵は、1956(昭和31)年の創刊号から26年にわたり、人々の目を楽しませてくれました。
すでに人気画家だった谷内は1963(昭和38)年から2年間、伊奈製陶※が発行していた月刊PR誌『伊奈だより』の表紙絵を引き受けます。四季折々の風物詩を描いたタイル絵24作品が、主題への思いや関心事などを記した短いエッセイを添えて掲載されたのです。
季節感あふれる作品は、背景に見立てたタイルに、様々な色や形のタイル、さらに厚紙やベニヤ板、Pタイル(プラスチック薄板)などの異素材を重ね張りし、立体的に仕上げられています。
本展では、『伊奈だより』の表紙を飾ったタイル絵24点を、谷内六郎館を有する横須賀美術館のコレクションから10点の実物作品と写真などで紹介します。あわせて、作品に使われている伊奈製陶のタイルの見本台紙やカタログもご覧いただきます。
今年設立100周年を迎えた伊奈製陶。その歴史の一頁を飾る、谷内唯一の“タイル絵シリーズ”をお楽しみください。

《月の出》 『伊奈だより』1963年10月 No.75
42.5×30.3㎝ ©Michiko Taniuchi/所蔵・写真提供:横須賀美術館
作品には、伊奈製陶の「FFタイル」「デャータイル」などが使われている。
《月の出》 『伊奈だより』1963年10月 No.75 42.5×30.3㎝ ©Michiko Taniuchi/所蔵・写真提供:横須賀美術館 作品には、伊奈製陶の「FFタイル」「デャータイル」などが使われている。
《早春譜》『伊奈だより』1964年2月 No.79
43.9×32.8㎝ ©Michiko Taniuchi/所蔵・写真提供:横須賀美術館
《早春譜》『伊奈だより』1964年2月 No.79 43.9×32.8㎝ ©Michiko Taniuchi/所蔵・写真提供:横須賀美術館
《ひなの季節》 『伊奈だより』1965年3月 No.92
45.0×30.0㎝ ©Michiko Taniuchi/所蔵・写真提供:横須賀美術館
《ひなの季節》 『伊奈だより』1965年3月 No.92 45.0×30.0㎝ ©Michiko Taniuchi/所蔵・写真提供:横須賀美術館
《七月の埠頭》 『伊奈だより』1965年7月 No.96
45.5×30.5㎝ ©Michiko Taniuchi/所蔵・写真提供:横須賀美術館
《七月の埠頭》 『伊奈だより』1965年7月 No.96 45.5×30.5㎝ ©Michiko Taniuchi/所蔵・写真提供:横須賀美術館

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