「聞く/聴く:探究のふるまい」京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)

「聞く/聴く:探究のふるまい」京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)

名称:「聞く/聴く:探究のふるまい」京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)
会期:2024年8月24日(土) 〜 2024年10月14日(月)
会場:京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)
時間:10:00~18:00
休館日:月曜日(祝休日の場合は開館、翌平日休館)
料金:無料
住所:〒604-0052京都府京都市中京区押油小路町238-1
TEL:075-253-1509
URL:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)

「聞く/聴く:探究のふるまい」京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)
「聞く/聴く:探究のふるまい」京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)

「聞く/聴く」を起点とする探究から生まれる芸術実践に注目し、そのあり方と可能性について、作品の展示や体験型の実験エリア等を通じて探る展覧会です。
日本語の「きく」という言葉は、さまざまな意味を持っています。音や声を耳で感じること、受け入れること、尋ねること、耳を傾けること。また、聴覚に限らない感覚を働かせて識別することもまた、「きく」の持つ意味の一つです。そして、いずれの「きく」も、情報を認識し、それを受け止めるという点で共通しています。その情報をもっと知ろうとするとき、「聞く」は「聴く」へと変化するのです。それは「探究」のはじまりであり、情報の送り手と受け手の間の関係性が深さを増していくことのあらわれでもあります。
本展は、装いとコミュニケーションのあり方を広義的に捉え、音や環境との関係性から分析するための共同研究「わたしたちのまとうもの:装い、音、環境をめぐる考察と実践」に関するセクションからスタート。
ここでは美術家・ファッションデザイナーの西尾美也氏、音楽研究者・サウンドアーティストの柳沢英輔氏による作品、京都市立芸術大学・東京藝術大学の学生によるワークショップで制作された作品を展示。これに加え、誰でもこの研究に参加できる実験エリアを展開します。
併せて、「聞く/聴く」に関連した学術的な芸術実践の海外での事例として、オランダを拠点に活動しているフェムケ・ヘレフラーフェン氏、そして香港を拠点とするジェン・ヴォー氏による近作を紹介します。
これらの新たな「知」を拓こうとする「探究」としての芸術実践との出会いが、それぞれの「聞く/聴く」を深める場となることを願っています。

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