名称:「池大雅展 山水颯爽」京都府京都文化博物館
会期:2024年9月28日(土)〜2024年11月24日(日)
会場:京都府京都文化博物館
開館時間:10:00 〜 19:30
休館日:月曜日
10月14日、11月4日は開館
10月15日、11月5日は休館
入場料:一般 500円、大学生 400円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒604-8183 京都府京都市中京区三条高倉
TEL:075-222-0888
URL:京都府京都文化博物館
池大雅(1723~1776)は、近世日本の文人画史を代表する巨匠の一人です。大雅が生を受けたのは、江戸幕府成立100年を経て、社会・経済が十分に成熟した江戸時代中期の京都。好奇心旺盛で学識に溢れたこの都市の住人に囲まれ、少年時代から書画に才能を発揮した大雅は、同時代の最新のモードであった中国の文人文化に大きな興味と憧れを抱き、書画家としての人生を歩み始めます。諸国を歴訪して見聞を深め、古今の漢詩、学問に触れ、まだ見ぬ大陸への憧れを自由でおおらかな独特の筆さばきで表現しました。その作品は非常に表現主義的、個性的なもので、新たな文化を貪欲に求めていたこの時代に多くの支持者を集めました。一方、彼自身は世俗の名利を意に介すること無く、古の君子、詩人のごとく雅・高潔さを追い求めたと伝えられています。文人画家として自らの個性を確立した大雅、そしてその生き方を喜んで支えた人々。大雅の生き方とその芸術作品は、まさしく18世紀の近世社会が産み出した豊かさを物語るものです。本展示では、池大雅美術館より寄贈され現在京都府が収蔵する池大雅のすぐれた書画および関連資料の数々をご覧頂きます。
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