牛島智子 「ホクソ笑む 葉緑素」九州産業大学美術館

牛島智子 「ホクソ笑む 葉緑素」九州産業大学美術館

名称:牛島智子 「ホクソ笑む 葉緑素」九州産業大学美術館
会期:2024年9月14日(土)〜2024年11月4日(月)
会場:九州産業大学美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
   金曜日は19:00まで
休館日:月曜日
入場料:一般 200円、大学生 100円、高校生以下・65歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
住所:〒813-8503福岡県福岡市東区松香台2-3-1 九州産業大学芸術学部15号館1階
TEL:092-673-5160
URL:九州産業大学美術館

《全ドアを開け放つ》(部分)1986年
《全ドアを開け放つ》(部分)1986年

「ホクソ」とは、ろうそくの燃え殻、または火の粉のこと。「ほくそ笑む」は、控えめにかすかに笑う、満足そうにほほえむこと。そして、「葉緑体」は、みなさんご存知のとおり、植物の葉っぱの中にあって光と水とCO2から炭水化物を作り、酸素を放出する営みをする、だいじな成分を指します。では、これらの語をつなぎ合わせると、どうなるでしょう?どんな眺めやニュアンスが、どんなイメージが仄めきだしてくるでしょうか?
ホクソ笑む葉緑体ー本展のこのタイトルは、九州・筑豊地方、八女市に拠点を置き、精力的に活動を続ける美術家・牛島智子が名付けた、近作シリーズの作品名に基づいています。三角形と四角形を組み合わせた家型の図形を起点として描き、それとつながり合う多角形たちの増殖していくさま(五角形から三十一角形まで増えていきます)をみずみずしく描きだした連作《ホクソ笑む葉緑体》(別名「ヤ」シリーズ)を、本展では、現在形の牛島の代表作として核に据えつつ、半世紀にわたる彼女の探究をたどり、そのめくるめく創作世界へ皆さまをご案内します。

《ハクリファイル「人形の家」》1975/2024年
《ハクリファイル「人形の家」》1975/2024年

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