名称:「宮本三郎 一本の線から」小松市宮本三郎美術館・宮本三郎ふるさと館
会期:2021年6月26日(土曜日)~9月12日(日曜日)
休館日:月曜日(8/9はのぞく)、8/10(火曜日)
入館料:無料
住所:〒923-0904石川県小松市小馬出町5
TEL:0761-20-3600
URL:小松市宮本三郎美術館・宮本三郎ふるさと館
宮本三郎は生涯にわたり、数多くのデッサン・スケッチを残しました。紙と鉛筆があればすぐに描きとめることを常とし、特に画業後半期では、朝一番にモデルを前にデッサンを描くことを日課としていました。こうしてモデルのポーズや画面配置などを積み重ね、自身の心情と一致するものを構成し、最終的に油絵へと反映させています。宮本にとってのデッサンは、表現の足掛かり、その第一歩でした。はじめはリアルな表現が、次第に強い筆致や大胆な線、画面量感となって変化し、宮本の心情や情熱の変遷を見ることができます。
本展では、油絵とその制作過程で描かれたデッサンを組み合わせて紹介します。デッサンから油彩画への制作プロセスを見ることで、宮本が何に惹かれ、自身の何を投影させたかったのかを探っていただければ幸いです。
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