名称:特集展示「科学分析データに見る青銅器―館蔵資料の最新研究―」國學院大學博物館
会期:2024年9月10日(火)~10月27日(日)
開館時間:10時~18時(最終入館17時30分)
休館日:毎週月曜日(祝日は開館)
※ミュージアムショップは開館日の10時30分~17時30分
会場:國學院大學博物館 考古展示室
入館料:無料
住所:〒150-8440東京都渋谷区東四丁目10−28 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター(AMC)地下1階
TEL:03-5466-0359
URL:國學院大學博物館
弥生時代中期初頭に韓半島から日本列島へ流入した銅鏡・武器青銅器・銅鐸などの青銅器は、次第に本来の機能を失い、副葬品・埋納品として取り扱われるようになっていく。降って飛鳥時代には、仏教文化の影響を受けて仏像も鋳造されるようになった。平安時代後期になると、いわゆる国風化によって花鳥風月のような和風文様を描いた「和鏡」が出現。室町時代後期から江戸時代には、和鏡に把手を付けた「柄鏡」が主流となった。
目下、これら國學院大學博物館が収蔵する青銅器については、原材料の産地、製品の鋳造技術、そして出土状況などを解明するため、理科学的な分析や、3次元計測を含めた検討を進めている。そこで今回の展示では、出土地不詳資料の来歴が概ね確定できた事例や、製作技法の詳細が詳らかとなった事例を中心に、最新の研究成果を報告したい。
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