「食を彩る工芸」石川県立美術館

「食を彩る工芸」石川県立美術館

名称:「食を彩る工芸」石川県立美術館
会期:2024年11月9日(土)〜2024年12月8日(日)
会場:石川県立美術館
開館時間:9:30 〜 18:00
休館日:会期中無休
入場料:一般:1000円(800円)、大学生:800円(600円)、65歳以上:800円、高校生以下:無料
( )内は65歳以上の方および20名以上の団体
住所:〒920-0963石川県金沢市出羽町2-1
TEL:076-231-7580
URL:石川県立美術館

「食を彩る工芸」石川県立美術館
「食を彩る工芸」石川県立美術館

錦秋のいしかわ、美食の金沢。
海、山の豊饒な自然が生み出す数多の食材を、料理人が繊細、優美な料理に仕立て、名工の手による素晴らしい器に盛られ、供される。当地では、舌で味わい、目で楽しむ、上質な食文化が発達しました。また、座敷や庭といった設えや、心こもったもてなしが、食文化をさらに味わい深いものにしました。
本展は、その中でも、金沢・石川の食文化を彩りあるものにしている工芸品に着目し、それがさまざまな食のシーンでどのように用いられてきたかをご紹介します。
第1部では、ハレの日に用いられた食器や四季を楽しむ器、お茶席や茶屋での設えに用いられる道具など、積年の伝統が作り上げてきた工芸品をさまざまなテーマで展示します。当地では、美術館のみならず、伝統ある料亭や料理旅館にも素晴らしい工芸品が数多く所蔵され、また、実際に使われてきました。この展覧会では、これまでにない試みとして、そうした食のおもてなしの名だたる名店の優品を中心に展示し、この地における文化の広がりと厚みをご紹介します。
第2部では、工芸王国いしかわの次代を担う気鋭の工芸作家が、この展覧会のため1年の歳月をかけ制作した、食を彩る新作の共演をお楽しみいただきます。
総合芸術ともいうべき「食文化」、それに欠くことのできない器などの工芸作品の奥深い魅力をご堪能ください。

松田権六《水文蒔絵漆椀》1974年 石川県立美術館蔵
松田権六《水文蒔絵漆椀》1974年 石川県立美術館蔵

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