名称:「清川泰次 雑誌、書籍、新聞の仕事」世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
会期:2024年9月28日(土)~2025年3月9日(日)
会場:世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
時間:10:00~18:00 (最終入場時間 17:30)
休館日:月曜日(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)
10月15日(火)、11月5日(火)、1月14日(火)、2月25日(火)
年末年始 12月29日-2025年1月3日
※ただし、10月14日(月・祝)、11月4日(月・振休)、1月13日(月・祝)、2月24日(月・振休)は開館
観覧料:一般 200円(160円)
大高生 150円(120円)
65歳以上/中小生 100円(80円)
障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料
証明書を提示のうえ、お申し出ください
※介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※世田谷区内在住・在学の小・中学生は、土、日、祝・休日は無料
住所:〒157-0066東京都世田谷区成城2-22-17
TEL:03-3416-1202
URL:世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
対象の姿を描くことにとらわれない独自の抽象表現を追求した、画家・清川泰次(1919-2000)。清川は画家として活動するかたわら、雑誌や書籍、新聞などの仕事にも携わりました。
1962年から63年には、月刊文芸誌『群像』(講談社)の表紙に、油絵具を用いた色彩豊かな面や線による抽象画を提供しました。また、1983年から95年には、住まいと日本文化をテーマとするエッセイや写真を収録した『住まいの文化誌』シリーズ(ミサワホーム総合研究所)の装幀を手掛けています。直線や曲線がのびやかに配置されたデザインには、清川が1970年代から80年代に絵画制作の中心に据えていた、線の構成をめぐる探求の一端がうかがえます。
さらに1996年から98年には、『読売新聞日曜版』で102回にわたり連載された、阿刀田高によるミステリー小説を題材としたエッセイ「ミステリー 光と影」に、カットを寄せています。この頃、清川は、アクリル絵具を用いて鮮やかな色が響き合うような作品を制作していましたが、カット原画では、さらに色鉛筆、クレヨン、ボールペンなどが用いられ、カンヴァスに描かれた絵画とはまた異なる表現をみることができます。
本展では、印刷物にかかわるこれらの仕事を、絵画作品とあわせて展覧します。『読売新聞』のカット原画は、清川泰次記念ギャラリーで紹介する初の機会となります。それぞれの時期に、それぞれの媒体で織りなされた表現のゆたかな展開をお楽しみください。
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