名称:「宋元仏画―蒼海を越えたほとけたち」京都国立博物館
会期:2025年9月20日(土)~2025年11月16日(日)
前期:9月20日(土)~10月19日(日)
後期:10月21日(火)~11月16日(日)
※会期中、一部の作品は展示替を行います
会場:京都国立博物館
展示室:平成知新館
観覧料:未定
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものを要提示)
※障がい者の方とその介護者各1名の方は無料となります(障害者手帳等を要提示)
※平成知新館に学校の教育活動、総合学習等で小学生・中学生・高校生を引率される先生方は無料となります
住所:〒605-0931京都府京都市東山区茶屋町527
TEL:075-541-1151
URL:京都国立博物館
古くから仏教を信奉してきた日本は、仏教の先進国であった中国を慕い、規範や最新の情報を求めて海を渡りました。聖徳太子が派遣した遣隋使や、空海や最澄をはじめとした遣唐使の活躍によって、日本に多くの仏教文物がもたらされたことはよく知られています。本展では、その後も日本に舶載されつづけた仏教文物のうち、宋・元時代の仏画を中心としてご紹介します。
数百年、古いものでは千年近く前に制作された宋元仏画には、当時の人々が救い手として信仰した仏たちの姿がとどめられています。宗教性と芸術性においてきわめて優れたこの絵画群は、東アジアの仏教絵画の最高峰と称えるにふさわしい水準をもっています。日本の仏教文化の中で重要な役割を果たし、今日まで大切に守り伝えられてきた結果、日本に現存する宋元仏画は、いまや量、質ともに世界で最も充実しているといえます。
本展は、日本に残る貴重な宋元仏画の全体像に迫る過去最大規模の展覧会です。2025年秋、その魅力とともに、日本文化の国際性や包容力、多様性をあらためて見直し、いまに伝えられた奇跡をひろく分かちあう機会にしたいと思います。
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