名称:「ひとふでの系譜 —今尾景年から現代の図案家まで」千總ギャラリー
会期:2024年10月5日(土) 〜 2024年12月22日(日)
会場:千總ギャラリー ギャラリー1
時間:10:00~17:00
休館日:水曜日
料金:無料
住所:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80(千總本店2F)
TEL:075-253-1555
URL:千總ギャラリー
千總のものづくりの歴史は、多くの日本画家や図案家との繋がりによって支えられてきました。京都を代表する日本画家・今尾景年(いまお・けいねん)もその一人です。2024年は景年の没後100年に当たることから、本展では景年から現代の千總の図案家に続く系譜に注目し、彼らの手掛けた図案や染織品等をご紹介します。
明治~大正期にかけて京都画壇の中心的画家として活躍した今尾景年は、まだ画家として若手だった明治時代の初期から千總に深く関わり、友禅や刺繍製品の下絵を数多く手がけました。
景年の後も、景年に師事し、画工として千總に出入りした梅村景山(うめむら・けいざん)とその弟子の芝千秋(しば・せんしゅう)、そして千秋に指導を受けた千總専属の図案家たち‥というように、景年の系譜はまるで一筆書きのように現代までつながっています。
景年の美意識が師弟関係によって途絶えることなく継承されていることは、私たちにとって大きな財産といえます。変化しながら、繋がっている―美を生み出す営みがここにあります。
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