「井上信太 個展」HRDファインアート

「井上信太 個展」HRDファインアート

名称:「井上信太 個展」HRDファインアート
会期:2024年10月19日(土) 〜 2024年12月14日(土)
会場:HRDファインアート
時間:【木曜日】11:00~15:00
   【金・土曜日、12/8(日)】11:00~19:00
休館日:日・月・火・水曜日
   ※12/8(日)は特別オープン
   ※休廊日も事前アポイントにて観覧可能
料金:無料
住所:〒602-0896 京都市上京区上御霊竪町494-1
TEL:090-9015-6087
URL:HRDファインアート

大阪出身で京都を拠点に活動している美術家・井上信太の絵画個展です。
京都精華大学芸術学部在学中からアーティスト活動をスタートさせた井上は、音楽やダンスにも造詣が深く、大学卒業後は和太鼓奏者としてヨーロッパ各地で数年間にわたって公演に参加します。帰国後、1998年には大阪府のアーティスト海外派遣事業の一環としてドイツ・デュッセルドルフにアーティスト・イン・レジデンスとして滞在するなど、国内外で幅広い表現活動に挑んできました。
特に、自作の羊のオブジェの群れを風景の中に唐突に出現させる「羊飼いプロジェクト」は、日本国内はもとよりドイツ、中国・内モンゴル、バリ島など世界各地で展開し、井上のライフワークのひとつとなっています。
近年は、能舞台のデザインや、ワークショップの手法を取り入れたコミュニティアートやホスピタルアートにも精力的に取り組み、その活動の場とスタイルはさらなる拡張を続けています。
本展は、幅広く多彩な美術活動を展開する井上信太の原点とも言うべき「絵画」に着目し、「指で描く」という独自の手法によって創造される幻想的かつ物語性豊かな絵画世界を展観する展覧会となります。
是非ご高覧ください。

とてもとても長い月日を経て、
描き続けた作品群のお披露目です。
コロナ禍での脳出血。
人生の終着点の手前まで辿り着いたが、
もう少し生きて良いと何かによって啓示を受け、生かされている一日の喜びを感じる。
死の向こう側も興味深いが、
死に向かって描く行為も良い。
すべては白いキャンバスから生まれ、
そして死を迎えるプロセスが美しい。
今展覧会は全て未発表作品です。
もしかしたら遺作展になっていた作品群。
平面の世界に没頭した不思議な美術家が
1967年~2024年まで
存在していた事を忘れないで下さい。(井上)

井上信太
1967年大阪府堺市生まれ。1991年京都精華大学ビジュアルコミュニケーションデザイン専門分野卒業。現在京都在住。
大学卒業後、和太鼓集団「和太鼓一路」メンバーとして約100か所のヨーロッパ劇場公演に参加。1997年、和太鼓集団「和太鼓倭」の舞台・照明・美術監督としてブラジルツアー参加。
1998年、大阪府主催ART-EX芸術家交流事後湯にてドイツ・デュッセルドルフ滞在。
2001年に中国の内モンゴルにて映像作家の前田真二郎と「羊飼いプロジェクト」を制作。以降これを活動の中心とし、日本の他インドネシア、中国と国内外で展覧会を多数開催。
近年では他領域のアーティストのコラボレーションや、病院でのホスピタルアート、劇場や能舞台の空間演出、三陸国際芸術祭(岩手)のアートディレクション等、幅広く活動中。

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