塚本暁宣「Love It or Hate It」タグチファインアート

First Cut is the Deepest, 2024 油彩・キャンバス 116.7 x 91.0 cm 116.7 x 91.0 cm

名称:塚本暁宣「Love It or Hate It」タグチファインアート
会期:2024年11月7日(木)〜2024年12月21日(土)
会場:タグチファインアート
開館時間:13:00 〜 19:00
   11月7日〜10日は無休(10:00〜18:00)
休館日:月曜日、日曜日、祝日
オープニングパーティー:2024年11月16日(土) 17:00 から 19:00 まで
入場料:無料
住所:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-6-13 山三ビル B1F
TEL:03-5652-3660
URL:タグチファインアート

塚本暁宣(つかもと あき)は1989年埼玉県生まれ。2014年に武蔵野美術大学大学院版画コースを修了。在学中から2016年に渡米するまでカイカイキキで村上隆氏の元で働き、ニューヨークでは松山智一氏のアシスタントを務めながら制作・発表を重ねました。コロナ禍を機に2020年に帰国、現在は東京を拠点に活動しています。
大学院でシルクスクリーンを学んだ塚本は、その技法と密接な関係を持つポップアートに自然と惹かれていました。ニューヨーク滞在中にはグラフィック・カルチャーに親しみ、試行錯誤を繰り返しながら、近代絵画から引用した構図やキュビズム的な手法を用いて、大衆的なアニメやカートゥーンのキャラクターを鮮やかな色彩で描く現在のスタイル「ニューキュビズム」に辿り着きました。
異なる文脈にあるモチーフをサンプリングの手法を通して、ときにシュルレアリスム的に配置することで、塚本は既存の価値観や言葉では定義できない新しい世界を創り出そうとしています。
これまでポップな色調やモチーフばかりが注目され、ストリートアートやデザインの文脈で語られることの多かった塚本ですが、その油彩画に対する強いこだわりや色彩選択と描線の的確さに対する意識、美術史の検証と積極的な関与といった点は、ファインアートの視点からも正当な評価を得ていくに違いありません。
今回、塚本が最近取り組んでいる著名画家のポートレートや名画へのオマージュ作品等を展示致しますが、これまでの描画方法から少し変化がみられます。塚本暁宣のタグチファインアートでの2度目の個展をぜひご高覧下さい。

First Cut is the Deepest, 2024 油彩・キャンバス 116.7 x 91.0 cm 116.7 x 91.0 cm
First Cut is the Deepest, 2024 油彩・キャンバス 116.7 x 91.0 cm 116.7 x 91.0 cm

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る