「人間国宝 加藤孝造 追悼展」岐阜県現代陶芸美術館

「人間国宝 加藤孝造 追悼展」岐阜県現代陶芸美術館

名称:「人間国宝 加藤孝造 追悼展」岐阜県現代陶芸美術館
会期:2024年11月30日~2025年03月16日
会場:岐阜県現代陶芸美術館
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(ただし1月13日、2月24日は開館)、12月29日〜1月3日、1月14日、2月25日
観覧料:一般1,000円[900円]、大学生800円[700円]、高校生以下無料
   *[ ]内は20名以上の団体料金
   *国際陶磁器フェスティバル美濃’24 7館入場セット券の特別招待券「人間国宝 加藤孝造 追悼展」未使用につき1名観覧
   *以下の手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
   身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証
住所:〒507-0801 岐阜県多治見市東町4-2-5( セラミックパークMINO内)
TEL:0572-28-3100
URL : 岐阜県現代陶芸美術館

《孤望千里》 2001年 個人蔵
《孤望千里》 2001年 個人蔵

加藤孝造(1935-2023)は現在の岐阜県瑞浪市に生まれ、初め画家を志すものの、勤務する岐阜県陶磁器試験場(現 岐阜県セラミックス研究所)の場長だった五代加藤幸兵衛の助言に従い、陶芸の道へと転向します。さらに、荒川豊蔵との出会いを経て独立し、可児市の平柴谷に穴窯を築いて瀬戸黒や志野、黄瀬戸など美濃桃山陶を追求するようになりました。なかでも瀬戸黒は、焼成中の窯から引き出し、急冷させることで漆黒の肌を生じさせるもので、この技法により2010年には重要無形文化財「瀬戸黒」の保持者に認定されています。
展覧会では、18歳で日展入選の快挙を成し遂げた油彩画から試験場時代の作品、独立後の穴窯で焼成した瀬戸黒や志野、さらにこうした制作と並行して描かれた水墨画なども併せて、その多彩な全貌を紹介いたします。

《黄瀬戸扁壺》 2001年頃 個人蔵
《黄瀬戸扁壺》 2001年頃 個人蔵
《鉄釉壺》 1968年 丸沼芸術の森蔵
《鉄釉壺》 1968年 丸沼芸術の森蔵
《志野練込扁壺》 1993年 丸沼芸術の森蔵
《志野練込扁壺》 1993年 丸沼芸術の森蔵
《瀬戸黒茶盌》 2018年 可児市蔵
《瀬戸黒茶盌》 2018年 可児市蔵
《瀬戸黒茶盌》 2013年頃 岐阜県現代陶芸美術館蔵
《瀬戸黒茶盌》 2013年頃 岐阜県現代陶芸美術館蔵

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