「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く」アサヒビール大山崎山荘美術館

「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く」アサヒビール大山崎山荘美術館

名称:「松本竣介 街と人 -冴えた視線で描く」アサヒビール大山崎山荘美術館
会期:2025年1月4日(土)〜2025年4月6日(日)
会場:アサヒグループ大山崎山荘美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   1月14日 、2月25日は休
   1月13日、 2月24日、 3月24日・31日は開館
入場料:一般 1200円、大学生・高校生 500円、中学生以下 無料
住所:〒618-0071京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
TEL:075-957-3123
URL:アサヒビール大山崎山荘美術館

《街》1938年 大川美術館蔵
《街》1938年 大川美術館蔵

アサヒグループ大山崎山荘美術館ではこのたび、1930年40年代に活躍した洋画家松本竣介(1912-1948)の展覧会を開催します。竣介が生きた年代はまさに、大山崎山荘が建設され、多くの文化人や政財界の人たちが訪れた時代でした。
1912(明治45)年、東京に生まれた松本竣介は2歳で岩手県に移り、聡明な少年に成長しますが、13歳で病により聴覚を失いました。兄から油絵道具一式を贈られた竣介は17歳で上京し、本格的に絵を学びます。1935(昭和10)年二科展に初入選、36歳で亡くなるまで探求をかさね、制作に情熱を注ぎつづけました。静謐かつ抒情を湛える竣介の作品は、今なお私たちを魅了してやみません。
群馬県桐生市にある大川美術館の創設者大川栄二(1924-2008)が美術コレクションをはじめるきっかけとなったのは、松本竣介の作品でした。この展覧会では、大川美術館の所蔵する松本竣介コレクションを中心に、短い生涯のなかで確かな軌跡をのこした竣介の画業を、60点余りの作品とデッサンでたどります。
※2023年に大川美術館で開催された「生誕110年記念松本竣介デッサン50」展に出品された作品が巡回します。

《コップを持つ子ども》1942年 個人蔵
《コップを持つ子ども》1942年 個人蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る