旧村シリーズ16「岩屋・森本―村の生活、空港―」市立伊丹ミュージアム

旧村シリーズ16「岩屋・森本―村の生活、空港―」市立伊丹ミュージアム

名称:旧村シリーズ16「岩屋・森本―村の生活、空港―」市立伊丹ミュージアム
会期:2025年1月18日(土)〜2025年2月23日(日)
会場:市立伊丹ミュージアム
開館時間:10:00 〜 18:00
休館日:月曜日
入場料:無料
住所:〒664-0895 兵庫県 伊丹市宮ノ前2-5-20
TEL:072-772-5959
URL:市立伊丹ミュージアム

岩屋村絵図(市立伊丹ミュージアム蔵)
岩屋村絵図(市立伊丹ミュージアム蔵)

平成7年(1995年)1月17日未明、阪神・淡路地域を襲った大きな揺れ。「阪神・淡路大震災」と呼ばれるこの震災は、同地域に深刻な被害をもたらしました。市街地はすっかり復興しましたが、被災された方々の心に、震災の恐ろしさはいつまでも残っていることと思われます。震災による被害の状況や、そこから生まれた防災意識を風化させないため、大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館と連携展示を行い、震災時に伊丹に在住していた作家・故田辺聖子さんの震災に関する手書き原稿などを展示します。
またこの震災は同時に、民家等に残されていた数多くの歴史資料が散逸するという事態を生みました。旧伊丹市立博物館は震災後、地域の方々に協力していただきながら民家等の歴史資料調査を進める「旧村調査」をスタートさせました。そして「旧村調査」で得た成果を、この度の「旧村シリーズ」といった展示などを通して、市民のみなさまに広く周知しています。
シリーズ16回目となる今回の展示では、岩屋地区・森本地区を取り上げます。両地区は市域東部、猪名川左岸に位置し、大阪国際空港に隣接しています。
岩屋地区・森本地区には、『伊丹市史』編纂のための調査によって発見された史料群を始め、「旧村調査」で新たに見つかったものも多く残されています。長い間、地域で大切に保管され、受け継がれてきた歴史資料を後世に伝えていくためには、地域の皆様のご理解とご協力が不可欠です。本展が地域に残る貴重な資料に親しみ、伊丹の歴史や文化について考える契機となれば幸いです。

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