「平櫛田中邸の記憶 第三章 日常に向けられた瑞々しいまなざし」小平市平櫛田中彫刻美術館

「平櫛田中邸の記憶 第三章 日常に向けられた瑞々しいまなざし」小平市平櫛田中彫刻美術館

名称:「平櫛田中邸の記憶 第三章 日常に向けられた瑞々しいまなざし」小平市平櫛田中彫刻美術館
会期:2024年11月28日(木)〜2025年2月11日(火)
会場:小平市平櫛田中彫刻美術館
開館時間:10:00 〜 16:00
休館日:火曜日
   12月16日〜1月5日は休館
入場料:一般 300円、中学生・小学生 150円
住所:〒187-0045東京都小平市学園西町1-7-5
TEL:042-341-0098
URL:小平市平櫛田中彫刻美術館

令和6年度に耐震補強・改修工事を実施する平櫛田中邸(記念館)をテーマにした特別企画展を全4回にわたって行います。第三章では、平櫛田中の日常に焦点を当てます。
平櫛田中の一日の始まりはとても早いものでした。午前1時過ぎに目覚めると、床の中で読書をしたり、新聞に目を通しながら朝を迎えます。新聞や雑誌で関心を引いた記事を見つけるとハサミで切り取り、スクラップ帳に貼り付ける作業を日課としていました。没頭するあまり、床にたくさんの紙類を散らかして、後から起きてきた家族をあきれさせることもありました。
また、こだわって作った庭に出て、飛来したメジロ、ウグイス、オナガといった小鳥に心を癒したり、牡丹などの花を眺めたり、ある時は、人形遣いの三代吉田簑助(よしだみのすけ 人間国宝、令和6年11月逝去)を招いて大好きな人形浄瑠璃を邸宅で楽しみました。こうした生活のリズムは、静かな郊外に流れるゆったりとした時間と溶け合い、晩年の暮らしに潤いを与えたことでしょう。
本展では、田中の晩年における日常の様子を、手紙、写真、愛用品などともにご紹介します。

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