名称:手漉き和紙絵巻『鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~』京都建築専門学校
会期:2024年11月30日(土) 〜 2024年12月2日(月)
会場:京都建築専門学校 葭屋町町家校舎
時間:11:00~16:00(最終日は15:00まで)
入場券:500円
※ユネスコ無形文化遺産登録を受けた手漉き和紙3種のいずれかを使ったチケット付き(数量限定)
日時指定優先入場券:1,500円(20分毎の時間指定制)
主催:わしのねりプロジェクト
協力:栂尾山 高山寺/学校法人 京都建築学園 京都建築専門学校
住所:〒602-8139 京都府京都市上京区葭屋町通下立売下る丸屋町260
TEL:0439-27-3478
URL:京都建築専門学校
日本の手漉き和紙技術がユネスコの無形文化遺産に登録されてから、2024年で10周年を迎えます。これを記念して制作した、鳥獣戯画を模した手漉き和紙絵巻『鳥獣戯画~手漉き和紙ができるまで~』の展示会を、京都市上京区葭屋町通(よしやまちどおり)にある京町家にて開催します。
この手漉き和紙鳥獣戯画絵巻は、国宝《鳥獣戯画》が伝わる京都の高山寺より許諾をいただき、楮(コウゾ)やトロロアオイといった原料生産から、紙漉き、流通までの手漉き和紙の製作工程を、鳥獣戯画に登場するウサギやサル、カエルといった動物たちで表現した絵巻となっています。
ユネスコ無形文化遺産に登録された手漉き和紙(細川紙・本美濃紙・石州半紙)を繋ぎ合わせて制作しており、全長は11mを超えます。
展示では、本作品とあわせ、同じ絵柄を和紙に印刷した写しも展示し、手描きの墨絵と日本の和紙への印刷技術の高さを見比べてご鑑賞いただけます。
会場は、通常は京都建築専門学校の学生たちの学びの場として利用されている京町家。大正元年(1912)築の伝統的な建築空間に触れていただけます。
ほかにも、手漉き和紙に関するパネル展示や、和紙やその原料展示も開催。また、手漉き和紙鳥獣戯画絵巻のグッズや、オリジナルの和紙雑貨や手漉き和紙の販売も行います。
本展が京都の地で日本の伝統文化に触れ、和紙への興味と理解を深める機会となれば幸いです。ぜひお気軽にお越しください。
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