名称:鍵善良房コレクション「鈴木悦郎生誕100年記念ーひびをたのしく」ZENBI -鍵善良房
会期:2024年11月19日(火) 〜 2025年3月9日(日)
会場:ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始(12/28~1/3)
料金:一般:1,000円
大学・高校・中学:700円
小学生以下:無料
住所:〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側570-107
TEL:075-561-2875
URL:ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM
戦後の日本を彩り、子どもから大人まで、女性の‟あこがれ”が沢山詰まった、中原淳一創刊の雑誌『ひまわり』『それいゆ』。その紙面で挿絵を手掛けた主な作家の一人に、鈴木悦郎がいます。御菓子司鍵善良房で使われている淡い色目の包装紙を鈴木悦郎がデザインしたことは知る人ぞ知るところ。本展では鈴木悦郎の生誕100年を記念し、鍵善の所蔵する鈴木悦郎作品を中心に展示します。
昭和から平成に掛けて画家・デザイナーとして活躍した鈴木悦郎(1924-2013)。優しい色合いや繊細な線、愛らしいモチーフが持ち味で、どこか懐かしさを感じさせつつも、決して古びない作風が印象的です。
鍵善には、悦郎と歴代店主のやり取りした手紙が今も数多く残されており、時節の挨拶の品々からも、両者の親交の深さをうかがうことができます。また、悦郎は包装紙や掛け紙だけでなく、菓子のデザインも手がけています。
本展では鈴木家の協力のもと、鍵善が所蔵する悦郎の絵画作品を中心に、菓子デザインの原画とその木型も展覧いたします。悦郎が描き出した、優しく温かい世界にふれていただければ幸いです。
鈴木悦郎
東京・浅草生まれ。舞台美術の仕事を経て、中原淳一のすすめから『ひまわり』『それいゆ』をはじめとする多くの雑誌で挿絵を担当。後年は挿絵だけでなく画家としても活動の幅を広げる。『ぎんのすず』と言った絵本の分野でも人気を博した他、バレエや舞台のポスターデザインなども手掛けた。
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