「Dalston group exhibition -part8-」Gallery Dalston

「Dalston group exhibition -part8-」Gallery Dalston

名称:「Dalston group exhibition -part8-」Gallery Dalston
会期:2024年12月7日(土)〜2024年12月22日(日)
会場:Gallery Dalston
開館時間:13:00 〜 19:00
   最終日は17:00まで
オープニングパーティー:2024年12月7日(土) 18:00 から 20:00 まで
入場料:無料
住所:〒130-0023 東京都墨田区立川1-11-2
電話:080-6108-9556
URL:Gallery Dalston

この度ギャラリーダルストンでは弊ギャラリー恒例のグループ展を開催いたします。今回参加する6名は、コヤマイッセー・タイラクルカ・竹内みか・角田笑香・堀内マキコ・森川瑳久で、ジャンル・世代を超えたグループ展となります。
コヤマイッセーは神話や民話、物語をベースにしたユニークな作品世界を描いています。人間が自然の一部であることや、自然の摂理と反する人間世界を捉え、あるべき姿を模索しています。近年ではSHIBUYA ART AWARDSに入選されたり、壁画の依頼を受けたりと個展以外でも幅広い活動をされ、そのユニークな画面構成と独特な惹き込まれる世界観で人気を集めています。
タイラクルカは「犬」という動物をモチーフに選び、人間と犬との関係性を時に神話を交えたり、時に映画の一説を交えたりとその時々で様々な角度・視点を交え、ユニークに描かれています。タイラクの描く画面に不思議と惹きつけられるのは、彼女が入念に考えられた画面構成やテーマの捉え方、大胆なタッチで力強く描かれている点にあります。若手の作家でありながら、数多くの受賞を重ね、多数の展示にオファーを受け参加されるなど、近年注目を集めています。
竹内みかはメロディペットと呼ばれ、近年無くなりつつある遊園地の動物型遊具をモチーフに描いています。竹内は、利便性や経済を優先して発展し続ける現代社会に奇跡的に現存しているメロディペットの愛らしくもありながら、退廃せざるを得ない独特の切なさを交えた表情を捉え、現代の消費社会や豊かさについて問いかけています。また、近年ではIndependent Tokyoで準グランプリを受賞されたり、その他様々なアートイベントで受賞されたりと注目を集めています。
角田笑香は、現在も武蔵野美術大学の油絵コースに在籍中の若手の作家になります。角田の作品は主に人物をモチーフに描いていますが、彼女の作品の魅力はデフォルメされた人物の画面構成力にあります。人物、もしくは人物の顔の表情、ポーズを大胆でかつ特徴的に捉え、時に背景や模様・形が人物と混ざり合い、不思議な効果を生み出し、鑑賞者を魅了させてくれます。在学中ながらも様々なギャラリーからのオファーを受け展示したりと、今後も注目の集まる作家です。
堀内マキコは日本民俗学で表現される「マレビト」にインスパイアを受け、その後、これまで堀内が影響を受けてきたアニメ・サブカルチャーにも同じような共通項を覚え、独自の作品世界を作り出しています。堀内の作品の鑑賞体験は、まさに異空の次元に連れて行かれたような、もしくはかつて自分がそこに居たかもしれないような違和感と安堵感が同居する不思議な感覚があります。東京芸術大学の彫刻家の大学院の在学中から様々な展示のオファーを受けたりと、卒業後の今後も注目の集まる作家です。
森川瑳久は多摩美術大学のグラフィックデザイン科の在籍中でありながら、油彩や陶芸も手掛ける多彩な作家です。森川は様々なものが同居する場としての「部屋」をテーマに絵画や陶器を制作しています。森川は「部屋」には対立するものが同居し、その矛盾を許す場所として捉えています。森川が描く絵画は絵画でしか存在しない不思議なモチーフの組み合わせがあったり、画面に余韻と空白を持たせ、鑑賞者を惹き付ける魅力があります。陶器の立体作品についても同様に不思議な存在感を放ちます。在学中さながらにして、様々な展示のオファーを受け、注目を集めています。
上記6名の個性豊かな作品を是非ご高覧下さい。
アーティスト
コヤマイッセー、タイラクルカ、竹内みか、角田笑香、堀内マキコ、森川瑳久

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