名称:特別企画展「発掘!大名たちの蔵屋敷-「天下の台所」に集う米・物・人-」大阪歴史博物館
会期:20251月11日(土)から3月3日(月)まで
会場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室
休館日:火曜日、但し2月11日(火・祝)は開館、翌12日(水)は休館
開館時間:午前9時30分から午後5時まで
※入館は閉館の30分前まで
観覧料 常設展示観覧券でご覧になれます。
観覧料:大 人 600円(540円)
高校生・大学生 400円(360円)
※( )内は20名以上の団体割引料金。
※中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明証提示)の方、 障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料 。
住所:〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
TEL:06-6946-5728
URL:大阪歴史博物館
大阪歴史博物館では、令和7年(2025)1月11日(土)から3月3日(月)まで、6階特別展示室において、特別企画展「発掘!大名たちの蔵屋敷-「天下の台所」に集う米・物・人-」を開催します。
江戸時代の大坂は天下の台所として大いに栄えていました。多くの藩は、年貢米や特産品を売りさばくため、中之島とその周辺に蔵屋敷を構えました。その数は天保年間(1840年頃)には120邸あまりに達しました。本展では、日本各地の諸藩の財政を支えると同時に、堂島米市場誕生をはじめ大坂発展の原動力となった蔵屋敷について、最新の発掘調査成果を中心に、絵図・古文書なども紹介しながら、実態を描き出します。
近年、中之島とその周辺では数多くの蔵屋敷が調査され、佐賀・広島・高松藩等のように船入・蔵・御殿を備えた蔵屋敷から、船入を持たず敷地いっぱいに蔵のみを設けた秋田矢島藩のものまで、様々な蔵屋敷のかたちがあることがわかってきました。出土した木簡や貝殻、陶磁器などをもとにして、邸内での仕事や暮らしぶり、交流の様子を描き出すこともできるようになっています。
このような蔵屋敷について、その誕生から終焉までを俯瞰することで、日本の近世社会の中で大阪が担ってきた大きな役割や重要性を広く知っていただく機会にしたいと思います。難波宮、大坂城と並び、都市大阪を代表する歴史遺産、大坂蔵屋敷に新たな光を投げかけます。
※なお、本展覧会は、地方独立行政法人 大阪市博物館機構と一般財団法人 大阪市文化財協会の包括連携協定に基づいて共催する事業です。
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