名称:「エド・イン・ブラック 黒からみる江戸絵画」板橋区立美術館
会場:2025年3月8日(土)~2025年4月13日(日)
※4月1日(火)より一部作品の展示替えがあります
会場:板橋区立美術館
時間:9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日
観覧料:一般 650円
大学生 450円
高校生以下 無料
※65歳以上・障がい者割引あり(要証明書)
※板橋区立美術館での支払いは現金のみ
住所:〒175-0092東京都板橋区赤塚5-34-27
TEL:03-3979-3251
URL:板橋区立美術館
「黒」は何にも染まらない特異な色といえます。日本絵画において、古くから欠かすことのできない要素の一つでした。多くの人が絵を楽しむようになった江戸時代には、絵画表現が広がり、黒は多様に用いられるようになりました。本展覧会では黒に焦点を当て、江戸絵画にみる黒の表現とともに当時の文化や価値観なども紹介します。
黒と聞いて夜を思い浮かべる人も多いでしょう。月夜の情景や人々の暮らしの様子といった夜を描いた作品の中でも、影や暗闇などの描写に注目し、黒がどのように用いられたのか探ります。また、背景を黒く塗り込んだ作品や、黒を基調とした「墨彩色(すみさいしき)」「紅嫌い(べにぎらい)」と呼ばれる趣味人たちに好まれた浮世絵などから、それらが何を象徴するのか検証します。
暗闇の中でわずかな灯りとともに作品を鑑賞するコーナーでは、普段の美術館では味わえない金屏風の柔らかな輝きによる美しさをご堪能ください。
江戸時代の人々は黒に対して何を見出し、何を感じていたのでしょうか。様々なテーマから江戸絵画における「黒」について探究し、その魅力に迫ります。
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