
名称:「橋口五葉のデザイン世界」久留米市美術館
会期:2025年9月13日(土)~2025年10月26日(日)
会場:久留米市美術館
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日
観覧料:一般 1,200円(1,000円)
シニア 900円(700円)
大学生 600円(400円)
高校生以下 無料
※( )は15名以上の団体料金、シニアは65歳以上
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳等の交付を受けている方とその介護者1名は、無料
主催:久留米市美術館、読売新聞社、RKB毎日放送
後援:久留米市教育委員会
企画協力:一般社団法人インディペンデントスペシャルパートナー株式会社ブリヂストン
オフィシャルパートナー:学校法人久留米大学、株式会社筑邦銀行、株式会社森光商店、喜多村石油株式会社、株式会社ユー・エス・イー
住所:〒839-0862 福岡県久留米市野中町1015
TEL:0942-39-1131
URL:久留米市美術館

橋口五葉(はしぐちごよう 1881-1921)は、我が国の書籍装幀や新板画の先駆者として知られています。1881(明治14)年、鹿児島に生まれた五葉は1899(明治32)年に上京、白馬会研究所を経て1901(明治34)年に東京美術学校(現・東京藝術大学)で学びます。
東京美術学校在学中に、兄・貢の紹介で夏目漱石と知り合い、1905(明治38)年には漱石の小説家デビュー作である『吾輩ハ猫デアル』の装幀を手掛け、一躍注目を浴びることとなります。漱石の信頼を得た五葉はその後も『三四郎』、『それから』、『門』をはじめとする数多くの著作の装幀を手掛けてゆきます。漱石のほかにも、「日本の本をもっと美しくしたい」という想いのもと、泉鏡花をはじめとする日本近代文学を代表する様々な作家の装幀を手掛けました。
五葉は、新板画において新たな表現を追求した側面が強調されがちではありますが、三越のポスターをはじめとする商業グラフィックも手がけており、グラフィックデザイナーとしても数多くの仕事を残しています。
本展では、こうした橋口五葉のグラフィックデザインを、夏目漱石をはじめとする書籍の装幀を中心に紹介します。40歳の若さで没した五葉が手掛けた様々な領域の作品も併せて、五葉の豊かなデザイン世界を紹介する展覧会です。
◎本展は、足利市立美術館(2025年4月5日~5月18日)、府中市美術館(5月25日~7月13日)、碧南市藤井達吉現代美術館(7月23日~8月31日)、久留米市美術館(9月13日~10月26日)の4館を巡回します。








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