
名称:「増田 常徳 展 -島は風の起点-」ギャラリーヒルゲート
会期:2025年5月27日~2025年6月1日
会場:ギャラリーヒルゲート/Gallery HILLGATE 1F
開館時間:12:00~19:00(最終日~17:00)
休館日:月曜日
観覧料:無料
住所:〒604-8081京都府京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535
TEL:075-231-3702(1F) 075-252-1161(2F)
URL:ギャラリーヒルゲート

「工芸大国」として名高い日本は、300もの工芸産地を育み、その長い歴史と伝統は今もなお脈々と受け継がれています。しかし一般的に認識されている伝統工芸や民芸がある一方、現代のライフスタイルに沿った新たな工芸表現が今、注目され始めています。
本展は、その新しい工芸のかたちを表現する新世代の作家5名をピックアップしご紹介します。柔らかな光を内包する巧緻なガラスワークで素材感を最大限まで活かす井本真紀。ポップで軽やかな、陶の愛らしい表情を作るKaede!。自然の力と時の流れに身をゆだね変化する発泡ガラスに、ダイナミックな造形美とおぼろげで瑞々しい質感を生み出す神代良明。炭の黒が際立つ奥ゆかしい輝き、その光と影に静謐と哀愁を宿すヒョーゴコーイチ。白磁と昆虫のシンプルで洗練された美しさを、生命力あふれる作品へと昇華させる堀貴春。
今を生きる作家それぞれの感性から生まれた、工芸への自由な解釈が、用と美を矛盾なく調和させ、作品を現代の生活空間に自然と溶け込ませています。素材と質感への飽くなき追求が、息を呑むほどに繊細で優美な表情を生み出し、観る者の心を惹きつけて離れません。
素材・技巧・意匠が織りなす工芸の世界は、視覚だけでなく、触覚や嗅覚にまで訴えかけるアートであり、その豊かな表現力は私たちの日常に彩りを添え、心に新たな息吹を吹き込みます。
日々の暮らしに寄り添うあなただけの一品を、ぜひ見つけにいらしてください。
増田 常徳 Jotoku Masuda
1948 長崎県五島列島生まれ
1983 第18回昭和会展にて林武賞
1989 安田火災美術財団奨励賞展新作優秀賞
1991 「現代日本絵画展」北京・紫禁城、招待(中国)
「21世紀への旗手展」マンリー市立美術館 招待(オーストラリア)
2000 「自然との共生-世紀末を祈る in 野崎島を企画(長崎県)
2005 文化庁在外研修特別派遣、ミュンスター芸術大学在籍(ドイツ)
2009~高鍋町美術館(宮崎県)、丸木美術館(埼玉県)、佐喜眞美術館
(沖縄県)、 深川市アートホール東洲館(北海道)、網走美術館
(北海道) 等でJOTOKU展
2023 三良坂平和美術館(広島県)、田川市立美術館(福岡県)
JOTOKU展開催
《ヒルゲート夜話市民講座》
★ 増田 常徳(画家) 「島は風の起点」
5月31日(土) 18:00~19:30 ギャラリー1F
参加費1,000円(学生500円) 要予約(定員35名)
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