夏期企画展「須恵器をつくる -古代と現代をつなぐ陶の工の物語-」平城宮跡歴史公園

夏期企画展「須恵器をつくる -古代と現代をつなぐ陶の工の物語-」平城宮跡歴史公園

名称:夏期企画展「須恵器をつくる -古代と現代をつなぐ陶の工の物語-」平城宮跡歴史公園
会期:2025年7月12日(土)~8月31日(日)
会場:平城宮いざない館 企画展示室
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:7月14日(月)
入館料:無料
主催:平城宮跡管理センター、独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
共催:公益財団法人瀬戸内市歴史まちづくり財団寒風陶芸会館
住所:〒630-8012奈良県奈良市二条大路南三丁目5番1号
TEL:0742-36-8780
URL:平城宮跡歴史公園

夏期企画展「須恵器をつくる -古代と現代をつなぐ陶の工の物語-」平城宮跡歴史公園
夏期企画展「須恵器をつくる -古代と現代をつなぐ陶の工の物語-」平城宮跡歴史公園

奈良時代には、さまざまな地域で作られた須恵器が税金や交易品として平城京に運ばれました。備前国(現在の岡山県東部)も、須恵器を納める国とされていました。
 岡山県瀬戸内市牛窓町にある国指定史跡寒風古窯跡群は、7世紀の飛鳥時代を中心に約100年近くにわたって須恵器をつくっていた生産遺跡です。出土した須恵器のなかには、屋根にのせる鴟尾や硯などもあり、これらの製品は、瀬戸内海の水運を使って飛鳥、奈良のみやこに運ばれました。
 寒風窯で焼かれた古代の須恵器の造形や作陶技術は、その後の備前焼の土台になるとともに、現代の陶芸作家も魅了し続けています。本展では、古代の備前と奈良、今を生きる人と人とを結ぶ寒風の須恵器をとおして、奥深い「陶の工(すえのたくみ)」の世界をご堪能いただけますと幸いです。

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