「デザインとアートの狭間から ~東京藝大デザイン科出身の作家たち~」佐藤美術館

  • 2025/6/26
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「デザインとアートの狭間から ~東京藝大デザイン科出身の作家たち~」佐藤美術館

名称:「デザインとアートの狭間から ~東京藝大デザイン科出身の作家たち~」佐藤美術館
会期:2025年7月8日(火)〜2025年7月21日(月)
会場:佐藤美術館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   7月21日は開館
入場料:無料
住所:〒160-0015東京都新宿区大京町31-10
TEL:03-3358-6021
URL:佐藤美術館

「デザインとアートの狭間から ~東京藝大デザイン科出身の作家たち~」佐藤美術館
「デザインとアートの狭間から ~東京藝大デザイン科出身の作家たち~」佐藤美術館

この度、東京藝術大学デザイン科出身のアーティストたちによる展覧会を開催する運びとなりました。藝大デザイン科では、芸術的観点を強みとした幅広い教育によってデザインの分野だけに留まらず、デザイン的な思考力とアート的な直感力を備え、自由な発想で独自の表現スタイルを築き、数多くのアーティストを輩出してきました。
故大藪雅孝は「芸術の土台と骨格はデザインに在る」と理念を掲げ、日本美術を振り返れば全てがデザインであったと捉え、画家人生にも取り入れていました。また、かつて横山大観が東京美術学校の図案科で教鞭を取られていたように、日本画家中島千波がデザイン科教員として迎えられたことも必然であり、科の教育に新風をもたらしました。岡倉天心が不二元論を唱えるごとく、デザインとアートは二項同一であり、むしろその間から派生する創造性が新たな価値を生み出します。現代、ますますデザインの多様化が進む中で、アートの力が大きな役割を持つことになると考えています。
本展では、このような環境下でアーティストの道を選んだ者たちが集結します。グループ展「阿◯吽」、「ShinPA」、「描画図鑑」と個々に活動を続けるアーティストたちを交え、一つの文脈として示すことができればと考えます。この展覧会が自身の振り返りと次なる活躍へ邁進する機会になるとともに、後進に繋がるメッセージになればと期待いたします。
さまざまな年代と個性がぶつかり合う混沌の中で、表現の豊かさと魅力をお楽しみいただければ幸いです。

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