開館30周年記念 コレクション展 「海野十三と日本SF」世田谷文学館

  • 2025/6/30
  • 開館30周年記念 コレクション展 「海野十三と日本SF」世田谷文学館 はコメントを受け付けていません
開館30周年記念 コレクション展 「海野十三と日本SF」世田谷文学館

名称:開館30周年記念 コレクション展 「海野十三と日本SF」世田谷文学館
会期:2025年4月26日(土)~9月28日(日)
会場:世田谷文学館
展示室:1階展示室
開館時間:10:00~18:00
   展覧会入場、ミュージアムショップの営業は17:30まで
休館日:毎週月曜日、および5/7、7/22、8/12、9/16
   (ただし、5/5、7/21、8/11、9/15は開館)
入場料:一般 200円
    高校・大学生 150円
    65歳以上、小・中学生 100円
主催:世田谷区、公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
協力:徳島県立文学書道館、日本SF作家クラブ
後援:世田谷区教育委員会
住所:〒157-0062東京都世田谷区南烏山1-10-10
TEL:03-5374-9111
URL:世田谷文学館

「地球盗難」とは、今のところ科学小説の題名でしかありません。がしかしデス、未来の世に「地球盗難」事件が起らないとはだれが保證できましょうか? (海野十三 『地球盗難』より)
<日本SFの父>とも呼ばれる海野十三(1897~1949)は戦前から戦後にかけて数々の空想科学小説を書き、絶大な人気を博しました。手塚󠄁治虫や小松左京ら、後にSF第一世代となる作家たちは、子ども時代はみな海野の愛読者でした。
真空管の開発に携わる科学技術者だった海野は1928年、「電気風呂の怪死事件」でデビュー。異色の探偵作家として知られるようになります。以後、少年向けの科学冒険小説ジャンルを開拓しつつ、ロボットやロケット、人工臓器、地球外生命、宇宙戦争、タイムトラベルなど多様なテーマを豊かな想像力と科学者としての知見に基づくリアルな筆致で描き出していきました。
本展では、海野十三の軌跡を追いつつ、同じく世田谷に住んだ横溝正史や小栗虫太郎との友情、さらに海野の影響を色濃く受けた手塚󠄁治虫、星新一、小松左京、筒井康隆、豊田有恒らSF第一世代の仕事もご紹介し、いま現在も小説、マンガ、アニメ、映像、ゲームへと無限に表現を広げていく日本SFの想像力の源流に迫ります。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 山田和 個展「得体の知れないエネルギー、カオスの時代―桃山サンバ」桃青京都ギャラリー
  2. 「昭和のホーロー看板展」アドミュージアム東京
  3. 「第27回市民作品展」天童市美術館
ページ上部へ戻る