秋季展 重要文化財「黒き猫」修理完成記念「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」永青文庫

名称:秋季展 重要文化財「黒き猫」修理完成記念「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―」永青文庫
会期:2025年10月4日(土)~2025年11月30日(日)
前期:10月4日(土)~11月3日(月・祝)
後期:11月7日(金)~11月30日(日)
※前・後期で大幅な展示替えを行います
会場:永青文庫
時間:10:00~16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日:月曜日、10月14日、11月4日、11月5日、11月6日、11月25日
※ただし10月13日、11月3日、11月24日は開館
観覧料:一般 1,000円
シニア(70歳以上) 800円
大学・高校生 500円
※中学生以下、障害者手帳を提示の方及びその介助者(1名)は無料
住所:〒112-0015東京都文京区目白台1-1-1
TEL:03-3941-0850
URL:永青文庫

永青文庫の設立者・細川護立(ほそかわもりたつ 1883~1970)は、同時代の日本画家たちにいち早く注目し、彼らの作品を積極的に蒐集しました。永青文庫に伝わる護立の近代日本画コレクションのなかでも、36歳の若さで夭折した菱田春草(1874〜1911)の「黒き猫」(重要文化財)は、不動の人気を誇る作品です。墨のぼかしによって、思わず触ってみたくなるような、猫の柔らかな毛並みを見事に表現しており、明治43年(1910)の第4回文展に発表した当初から高く評価されました。
この度、クラウドファンディングでの支援と、国・東京都・文京区からの補助により、初めて本作の本格的修理が行われました。修理完成を記念した本展では、「黒き猫」や「落葉」(重要文化財)など、永青文庫が所蔵する春草作品全4点を前・後期に分けて公開するほか、横山大観、下村観山、鏑木清方といった近代日本を代表する画家たちの優品を一堂に展覧します。あわせて、護立との交流を示す作品や資料、貴重な画稿も紹介。さらに特別展示として、中国の禅僧・清拙正澄(せいせつしょうちょう)と楚石梵琦(そせきぼんき)による墨蹟2点(いずれも重要文化財)を修理後初公開します。今秋は永青文庫で、近代日本画と中国墨蹟の粋をお楽しみください。





















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