「動物の楽園-雨夜来展」銀座三越
- 2025/7/14
- 東京
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名称:「動物の楽園-雨夜来展」銀座三越
会期:2025年7月23日(水) ~ 2025年8月4日(月)
会場:本館7階 ギャラリー ※最終日は午後5時まで
住所:〒104-8212 東京都中央区銀座4-6-16
TEL: 03-3562-1111
URL: 銀座三越
雨夜来氏のテーマである「Human in Animal」は人間のなかにある動物性を訴える。
動物としての本能を隠し、社会に迎合する生き方は人間のあるがままを歪めさせ、時として苦痛をもたらす。一方で社会はその動物性を邪険に扱い、排除しようとする。人間の本質は一体どこにあるのだろうか。違和感を感じていた雨夜来氏は人間の正体をさぐるためにアート活動を始めた。
本展では抑圧の中で育った一人の孤独な少女が自分探しの旅に出かける。道中、動物とふれあうことで自らの内なる動物性を開花させ、あるがままに遊ぶ。画面の中の子どもは作家の投影であり、見る者の心を動かす。
時として家畜とされる動物とも戯れながら、仲良く遊んでいる姿は、我々にどのような感情を引き起こすだろうか。
パリ、サンフランシスコ、香港など世界各国で活躍する注目の若手作家・雨夜来氏による「Human in Animal」の世界観をお楽しみいただきたい。
“人間とチンパンジーのDNAはほんの1%ほどしか違わない。
人間は動物の一種か、はたまた人間という格別なる存在なのか。
古代の哲学者は昔から頭を悩ませてきた。
我々の本能をどう扱うべきだろう?
動物らしさを嫌い、徹底的に隠し通そうとする者。
神や悟りという名で美化し、あるがままを肯定する者。
交錯する人間社会のなかで、社会性と動物性は融合していく。
この社会は巨大な動物園だ。”
雨夜来

80F
油彩、キャンバス








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