「ヒロシマ トマト 司修展」安曇野ちひろ美術館

  • 2025/9/1
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「ヒロシマ トマト 司修展」安曇野ちひろ美術館

名称:「ヒロシマ トマト 司修展」安曇野ちひろ美術館
会期:2025年9月5日(金)~2025年11月9日(日)
会場:安曇野ちひろ美術館
時間:10:00~17:00
休館日:水曜日 
   祝休日は開館、翌平日休館
観覧料:大人 1,200円
18歳以下・高校生以下無料
団体(有料入館者15名以上)、65歳以上、学生の方、18歳以下の子どもに同伴する保護者(子ども1 名につき2名まで)は900円/障がい者手帳提示の方とその介添えの方(1名)は無料/年間パスポート 3,000円
住所:〒399-8501長野県北安曇郡松川村西原3358-24
TEL:0261-62-0772
URL:安曇野ちひろ美術館

司修 『まちんと』(松谷みよ子・文 偕成社)より 
1978年/ 1983年 ちひろ美術館蔵
司修 『まちんと』(松谷みよ子・文 偕成社)より  1978年/ 1983年 ちひろ美術館蔵

原爆投下から80年、司修の作品をとおして感じる、考える
1936年に群馬県前橋市で生まれた司修は、幼少期を戦争のなかで過ごし、9歳で空襲を体験しました。戦中戦後に刻まれた生々しい記憶は、彼の原動力となり、戦争体験者として、また今を生きるものとして、問題意識を抱えながら折々に感じるものを表現し続けてきました。司の作品は絵本や絵画にとどまらず、本の装幀、小説、批評、映像やインスタレーションなど幅広いジャンルに及び、そこからは、ものごとを深く見つめ、常に新たな挑戦をしている姿が伝わってきます。
戦争も司が長年取り組み続けたテーマでした。『まちんと』(松谷みよ子・文 偕成社 1978年/ 1983年)は、1945年8月6日の朝、広島で被爆してトマトをねだりながら亡くなった少女を主人公にした絵本です。本展では、『まちんと』を核としながら、初期から近作までの作品を展示し、89歳のいまも思索と表現を続ける司修の世界を紹介します。

司修 『まちんと』(松谷みよ子・文 偕成社)より 
1978年/ 1983年 ちひろ美術館蔵
司修 『まちんと』(松谷みよ子・文 偕成社)より  1978年/ 1983年 ちひろ美術館蔵
司修 ギュスターヴ・モロー美術館の亀 
2018年 個人蔵
司修 ギュスターヴ・モロー美術館の亀  2018年 個人蔵
司修 『河原にできた中世の町─へんれきする人びとの集まるところ─』
(網野 善彦・文 岩波書店)より 1988年 県立神奈川近代文学館蔵
司修 『河原にできた中世の町─へんれきする人びとの集まるところ─』 (網野 善彦・文 岩波書店)より 1988年 県立神奈川近代文学館蔵
司修 『雁の童子』
(宮沢賢治・作、偕成社)より 
2004年 個人蔵
司修 『雁の童子』 (宮沢賢治・作、偕成社)より  2004年 個人蔵
司修 『《絵本》銀河鉄道の夜』
(宮沢賢治・作 偕成社)より 
2014年 個人蔵
司修 『《絵本》銀河鉄道の夜』 (宮沢賢治・作 偕成社)より  2014年 個人蔵
司修 『まちんと』(松谷みよ子・文 偕成社)より 1978年/ 1983年 ちひろ美術館蔵
司修 『まちんと』(松谷みよ子・文 偕成社)より 1978年/ 1983年 ちひろ美術館蔵

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