「丹下健三と今治 マンガふるさとの偉人展」今治市玉川近代美術館

  • 2025/7/25
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「丹下健三と今治 マンガふるさとの偉人展」今治市玉川近代美術館

名称:「丹下健三と今治 マンガふるさとの偉人展」今治市玉川近代美術館
会期:2025年8月2日(土)〜2025年9月4日(木)
会場:今治市河野美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料:無料
住所:〒794-0102愛媛県今治市玉川町大野甲86-4
TEL:0898-55-2738
URL:今治市玉川近代美術館

世界的建築家・丹下健三(1913年~2005年)は、幼少期の約10年間を今治市で過ごしました。広島平和記念公園などを手がけ、日本を代表する建築家としての名声を得ていた1958年、当時の今治市長で幼馴染でもある田坂敬三郎の”三顧の礼”に応じて、今治市庁舎、今治市公会堂を設計。後に完成した今治市民会館を加え、3つの作品が“コの字型”に配置され、港から一直線に伸びる大通り(広小路)を軸としたデザインは、「建築を単体でみるのではなく、都市の機能や風景の一部として考える」という、丹下氏の理念が具現化されたものです。
1950年代から1990年代にかけて建てられた丹下作品が市街中心部に集積する今治市は、丹下建築の変遷を一つの都市で辿ることができる世界で唯一の場所です。今治市では、これまでも丹下氏の功績を顕彰しながら、現代のまちづくりに活かす取組を進めてきました。今回の「世界のTANGE」特別展は、あらためて丹下建築作品の魅力と、その都市デザインの理念を日本中、そして世界へ発信する絶好の機会です。
今回の特別展は、今治市内の3つの会場に分かれて同時開催されます。会場となるのは、今治市民会館(世界のTANGEビジターセンター/海と都市のデザイン展)、玉川近代美術館(丹下健三と隈研吾 東京大会1964/2020の建築家展 パリから今治へ)、河野美術館(丹下健三と今治/マンガふるさとの偉人展)の3か所。すべて入場無料です。市内の建築作品を含め、まちがまるごとミュージアムになったこの特別展。3つの展示を巡って、大人から子どもまで建築の魅力を楽しめます。
「小さい子どもに建築は難しいかも」と思われる方も大丈夫。「丹下健三と今治 マンガふるさとの偉人展」が子どもたちに建築の素晴らしさを伝えてくれます。河野美術館では、子どもたちにも丹下や建築を身近に感じてもらいたいという思いで、今治市が作成したマンガ「丹下健三~世界のタンゲと呼ばれた建築家~」の原画や丹下氏の生涯を親しみやすく紹介。親子で楽しめる展示になっています。

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