「フォルモサ∞アート――台湾の原住民藝術の現在(いま)」国立民族学博物館

  • 2025/8/5
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「フォルモサ∞アート――台湾の原住民藝術の現在(いま)」国立民族学博物館

名称:「フォルモサ∞アート――台湾の原住民藝術の現在(いま)」国立民族学博物館
会期:2025年9月18日(木)~2025年12月16日(火)
会場:国立民族学博物館
展示室:本館企画展示場
時間:10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:水曜日 
観覧料:一般 780円(660円)
   大学生 340円(270円)
   高校生以下 無料
   ※本館展示の料金で観覧できます
   ※( )は20名以上の団体料金、大学等の授業で利用の方、3ヶ月以内のリピーター、満65歳以上の方の割引料金(要証明書等)
   ※大学等は、短大、大学、大学院、専修学校の専門課程
   ※障がい者手帳をお持ちの方は、付添者1名とともに、無料で観覧できます
住所:〒565-8511大阪府吹田市千里万博公園10-1
TEL:06-6876-2151
URL:国立民族学博物館

ガラスビーズの誕生 クルル・ルラダン、2023 国立民族学博物館 提供
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台湾にはもともと住んでいるという意味の「原住民族」という公称をもつ先住民族がいます。本企画展では国際的なアートシーンでも高い評価を得ている12名の「原住民藝術家」の作品を紹介します。原住民藝術家の作品には、個人や集団の記憶が民族のアイデンティティをともない色濃く表現され、強い抗議や社会運動の色彩を帯びることもあります。また、祖霊や神話、祭礼や慣用してきた文様が作品の重要なモチーフとなり、原住民族のくらしや文化を育んできた大地や大海との対話が創作活動の支柱となっています。
企画展のタイトルのフォルモサ(Formosa)は、台湾の美しさに感嘆した大航海時代のポルトガル人の「Ilha Formosa(麗しの島)」という言葉に由来します。継承されてきた伝統文化、現代化にともなう先住民族文化の喪失、地球や世界が抱える環境破壊や格差問題など、アートを通して無限に広がる台湾原住民族の世界をお楽しみください。
◆ 出展アーティスト
ユマ・タルー(Yuma Taru)
クルル・ルラダン(Kulele Ruladen)
マスグスグ・ジンルル(Masegeseg Zingerur)
イタン・パヴァヴァルン(Etan Pavavalung)
ニタン・タキヴァリ(Nitjan Takivalit)
シキ・スフィン(Siki Sufin)
アルアイ・カウマカン(Aluaiy Kaumakan)
アダン・ダルジャルン(Adan Dalujalung)
パタダ・アルツァン(Patadalj Arucanglj)
ミレイ・マヴァリゥ(Milay Mavaliw)
シャマン・ミスラコ(Syaman misrako)
イダス・ロシン(Idas Losin)

アオテアロアⅡ イダス・ロシン、2024 国立民族学博物館 提供
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