「かたわらには、いつもネコ展-猫でたどる日本のイラストレーション」刈谷市美術館
- 2025/8/5
- 愛知県
- 「かたわらには、いつもネコ展-猫でたどる日本のイラストレーション」刈谷市美術館 はコメントを受け付けていません

名称:「かたわらには、いつもネコ展-猫でたどる日本のイラストレーション」刈谷市美術館
会期:2025年9月13日(土)〜2025年11月9日(日)
会場:刈谷市美術館
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
9月15日、10月13日、11月3日は開館
9月16日、10月14日、11月4日は休館
入場料:一般 1100円、学生 800円、中学生以下 無料
住所:〒448-0852 愛知県刈谷市住吉町4丁目5番地
TEL:0566-23-1636
URL:刈谷市美術館

猫はわたしたちにとってとても身近な動物で、古くから一緒に暮らしてきました。その愛らしい表情や動きだけではなく、気まぐれで自由、どこか高貴でミステリアスな雰囲気も猫ならではの魅力といえるでしょう。多くの人の心をとらえ続けている猫は、犬とならぶペットの代表格であり、子ども向けの雑誌や絵本などで早くから取りあげられてきました。その姿は個性的な主人公として、またある時は味のあるわき役として、さまざまな画家によって数多くの作品に描きだされてきました。
本展は、明治以降、子ども向けの雑誌や絵本などに登場してきた「猫」のイラストレーションに着目し、日本の絵本100年のあゆみをダイジェストにたどりつつ、今もあらたな創作が生みだされている「猫」絵本の多様な表現世界を紹介するものです。
第1部として、芸術的で教育的な絵雑誌の先駆けとなった明治末創刊の『幼年画報』(博文館)をはじめ、モダニズムの文化が花開いた大正期に創刊された『子供之友』(婦人之友社)などに描かれた「猫」表現を中心に取りあげます。芸術性の高い大正期の絵雑誌で活躍した北澤楽天や村山知義、岡本帰一らが描いた原画も展示します。
そして、第2部では、せなけいこや田島征三をはじめとした1960年代から絵本を手がけてきた画家から、ささめやゆきやミロコマチコ、きくちちき、どいかやなど幅広い世代の画家たちが描いた絵本原画を紹介します。あわせて制作過程が垣間見られる下絵やダミー本なども展示し、それぞれの画家の創作にも迫ります。画家たちが描いてきたさまざまな猫たち。愛(にゃ)でずにはいられない、その魅力を探ります。









最近のコメント