「ACG Reflections 2: 移行のメソッド -川田知志、野村仁、村上三郎-」ARTCOURT Gallery

  • 2025/8/15
  • 「ACG Reflections 2: 移行のメソッド -川田知志、野村仁、村上三郎-」ARTCOURT Gallery はコメントを受け付けていません
川田知志 本展での壁画制作のためのドローイング より(2025)

名称:「ACG Reflections 2: 移行のメソッド -川田知志、野村仁、村上三郎-」ARTCOURT Gallery
会期:2025年8月19日(火)〜2025年9月20日(土)
会場:ARTCOURT Gallery(アートコートギャラリー)
開館時間:11:00 〜 18:00
   土曜日は17:00まで
休館日:月曜日、日曜日、祝日
入場料:無料
住所:〒530-0042 大阪府大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F
TEL:06-6354-5444
URL:ARTCOURT Gallery

「ACG Reflections」は、豊かなキャリアを持つ作家の表現に焦点を当て、作品に通底する要素や展開の系譜を改めて見つめ直す企画展です。
戦後関西における美術表現は、鋭い感受性をもつ作家たちが、自らの身体を通して素材や空間と向き合う実験的なアプローチによって展開されてきました。彼らの作品は、固定した「もの」に帰着せず、行為や現象、変化のプロセスの「動き」として提示され、また前作の再解釈として異なる素材や手法で制作される場面もしばしば見られます。
本展では、村上三郎による<紙破り>とその瞬間を捉えた記録写真(1956)、野村仁の《重心の移動》《カメラを手に持ち腕を回す》などにおける身体動作を映像で捉えた作品(いずれも1972)、そして川田知志による壁画の描画・解体・移設(2025、弊廊にて制作)といった実践も取り上げます。
三者それぞれのユニークな制作への取り組みを通して、関西の戦後から現代にかけて脈々と続く、移動・身体・空間と造形表現の関係を見つめ直す機会となれば幸いです。

川田知志 本展での壁画制作のためのドローイング より(2025)
川田知志 本展での壁画制作のためのドローイング より(2025)

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 山田和 個展「得体の知れないエネルギー、カオスの時代―桃山サンバ」桃青京都ギャラリー
  2. 「昭和のホーロー看板展」アドミュージアム東京
  3. 「第27回市民作品展」天童市美術館
ページ上部へ戻る