「重要無形文化財(備前焼)保持者 人間国宝 伊勢﨑淳 作陶展」札幌三越

  • 2025/8/18
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「重要無形文化財(備前焼)保持者 人間国宝 伊勢﨑淳 作陶展」札幌三越

名称:「重要無形文化財(備前焼)保持者 人間国宝 伊勢﨑淳 作陶展」札幌三越
会期:2025年9月9日(火) ~ 2025年9月15日(月·祝)
会場:札幌三越 本館9階 三越ギャラリー
住所:〒060-0061 札幌市中央区南1条西3丁目-8
TEL: 011-271-3311(代表)
URL: 札幌三越

【壺】径29.3×高さ33.8cm
【壺】径29.3×高さ33.8cm

千年を越える歴史を持つ備前焼に新しい造形美の世界を切り拓いた重要無形文化財保持者・伊勢﨑淳氏。モダンでありながら自然の中に佇んでいるかのように見える美しい造形と、力強い炎が生み出す穴窯焼成の豊かな緋色や窯変は、より深い生命力をその作品の中に感じさせてくれます。今年数えで卒寿を迎える伊勢﨑淳氏ですが、その制作意欲はいまだ衰えることなく、今夏新しくオープンする備前市美術館に設置される巨大なモニュメントも制作されています。札幌三越初個展の本展は新作約50点を展覧いたします。土の持つ力、窯の炎、降りかかる灰が織りなす偶然の景色、常に自然と対峙し独自の造形美を追求する伊勢﨑淳氏の世界を何卒この機会にご高覧くださいませ。
※作家来場予定:9月13日(土)、9月14日(日)

【黒長方皿】幅53.5×奥行27×高さ6cm
【黒長方皿】幅53.5×奥行27×高さ6cm
【風雪】幅29.5×奥行21×高さ58.5cm
【風雪】幅29.5×奥行21×高さ58.5cm
【角花生】幅12.6×奥行30.2×高さ48.5cm
【角花生】幅12.6×奥行30.2×高さ48.5cm


伊勢﨑 淳(ISEZAKI Jun)
1936年 備前市伊部に陶芸家伊勢﨑陽山の次男として生まれる
1959年 岡山大学教育学部特設美術科を卒業、父・陽山について兄・満と共に作陶生活に入る
1961年 満と共に半地上式穴窯に築窯、翌年初窯を出す 第8回日本伝統工芸展初入選
1966年 日本工芸会正会員になる
1978年 岡山大学教育学部特設美術科の講師となる(~’87)
1981年 第24回日本伝統工芸展中国展金重陶陽賞「現代日本陶芸展」招待出品(国立歴史博物館/中華民国、香港市政局香港芸術館(’82))
1987年 第4回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」優秀賞
1993年 第35回岡山県文化奨励賞
1996年 山陽新聞(文化功労)賞
1997年 「備前焼 千年の伝統美」展出品(国立陶磁器美術館/フランス)
1998年 岡山県指定重要無形文化財に認定される
2002年 新総理大臣官邸の陶壁を制作
2003年 「わざの美 日本伝統工芸展50年記念展」出品(日本橋三越本店/東京、大英博物 館/イギリスほか巡回)(~’07)
2004年 国指定重要無形文化財保持者に認定される  第37回岡山県三木記念賞
2005年 第57回岡山県文化賞 『備前 土と炎の輝 伊勢﨑淳』(山陽新聞社)出版
2006年 伊勢﨑一門五人展(アメリカ・ボストン) 山陽新聞社新社屋玄関ホールに陶壁を制作
2008年 ハイデルベルグとフランクフルト工芸美術館にてグループ展(ドイツ) 日本工芸会常任理事になる
2010年 備前市名誉市民となる
2012年 個展「大地の聲を聴く」(日本橋三越本店/東京)
2013年 人間国宝四人展(イギリス・ロンドン)
2015年 三人展「有為自然―岡﨑和郎、伊勢﨑淳、中西夏之」(岡山県立美術館)オックスフォード大学「穴窯プロジェクト」に携わる
2016年 備前市立備前焼ミュージアムにモニュメント「窯柱」設置
2019年 「The 備前―土と炎から生まれる造形美―」(東京国立近代美術館工芸館ほか巡回)(~’20)
2025年 備前市美術館にモニュメント《土と炎の記憶》設置

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