特集展示「末法思想と経筒」大分県立歴史博物館

  • 2025/8/27
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特集展示「末法思想と経筒」大分県立歴史博物館

名称:特集展示「末法思想と経筒」大分県立歴史博物館
会期:2025年8月26日(火曜日)~11月16日(日曜日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合はその直後の平日)
会場:大分県立歴史博物館 常設展示室
主催:大分県立歴史博物館
観覧料:[一   般] 310円(210円) 
    [高・大学生] 160円(100円) 中学生以下:無料
     ※(  )内は20名以上の団体様のお一人様の料金
     ※土曜日の高校生の観覧は無料
     ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかをお持ちの方とその付添いの方1名は無料
住所:〒872-0101大分県宇佐市大字高森京塚
TEL:0978-37-2100
URL:大分県立歴史博物館

 永保元年( 1 0 8 1 ) 、時の白河天皇の御願により宇佐宮弥勒寺境内に新たな宝塔院が建立されました。この背景には弥勒寺を法華信仰の道場とすると同時に、末法の世の中で弥勒信仰の拠点とする意味があったのでしょう。翌々年には、宇佐宮から約5 km はなれた津波戸山中に経筒が埋納されます。これ以降、北部九州では爆発的に経塚が造営されることになります。
 当館では、開館以来北部九州を中心として、様々な経塚関連遺物を収集してきました。今回の特集展示では、その中から経筒を取り上げ展示します。経筒は経典を入れ来世に伝える重要な容器で、多彩な装飾や工夫が施されました。本展を通じて末法の世に生きた先人の祈りの歴史を感じてもらえれば幸いです。

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