「動物の仮面」東京国立博物館
- 2025/8/27
- 東京
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名称:「動物の仮面」東京国立博物館
会期:2025年8月26日(火)〜2025年11月9日(日)
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館 ※その他臨時休館あり
入場料:[総合文化展(常設展)] 一般 1000円、大学生 500円、高校生以下および満18歳未満・満70歳以上、障がい者と介護者各1名 無料、特別展はイベントにより異なる(入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障がい者手帳等ご提示ください) ※入館方法などの最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください。
住所:〒110-8712東京都台東区上野公園13-9
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:東京国立博物館

飛鳥時代、大陸から日本に仏教芸能である伎楽が伝わりました。それ以来日本では、宮廷の仮面劇として発展した舞楽や、室町時代に大成した能、狂言といった、仮面を用いる多様な芸能が栄えてきました。基本的に仮面は人を表わしますが、人のほかにも神や鬼など多種多様な仮面が使われ、その造形も様々です。なかでもひときわ目を引くのが、動物の仮面です。 本特集では、芸能の垣根を越えて、動物をテーマとした仮面を一堂にご覧いただきます。動物の顔を今日でもわかりやすく写実的に表わした狂言面の猿や狐から、鳥を擬人化した舞楽面の崑崙八仙、獅子でありながら、かなり人間に近い容貌である能面の獅子口のほか、すぼめた口に筒型に丸めた紙をはめて蚊に見立てるうそぶき、滑稽な表情を動物の精に見立てる賢徳など、一見して動物とは思われないものまであります。人々は動物を演じることを楽しみ、芸能に登場する動物に親しみを感じていたのかもしれません。多彩な表現による動物の仮面を通して、人々の動物への眼差しを体感していただければ幸いです。









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