企画展「千代田の大奥―時代へのまなざし―」千代田区立日比谷図書文化館

  • 2025/9/24
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企画展「千代田の大奥―時代へのまなざし―」千代田区立日比谷図書文化館

名称:企画展「千代田の大奥―時代へのまなざし―」千代田区立日比谷図書文化館
会期:2025年10月1日(水曜日)~11月9日(日曜日)
会場:千代田区立日比谷図書文化館
時間:10時~19時(金曜10時~20時、日曜・祝日10時~17時)
   ※入室は閉室の30分前まで
休室日:10月20日(月曜日)
観覧料:一般500円
    大学・高校生300円
    区内在住者・中学生以下・障がい者(付添1名)無料​​​​​​
主催:千代田区、千代田区教育委員会
共催:千代田区立日比谷図書文化館
住所:〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1番4号
TEL:03-3502‐3340
URL:千代田区立日比谷図書文化館

企画展「千代田の大奥―時代へのまなざし―」千代田区立日比谷図書文化館
企画展「千代田の大奥―時代へのまなざし―」千代田区立日比谷図書文化館

展覧会の見どころ
(1)華やかな大奥イメージの創出にも影響を与えた楊洲周延の浮世絵「千代田の大奥」を全点公開します
明治27年(1894)から同29年にかけて刊行された浮世絵「千代田の大奥」は、浮世絵師楊洲周延の画業を代表する作品の一つです。江戸時代には、江戸城大奥の暮らしや風習、将軍家に関わることなどを描くことが禁じられていましたが、明治以降、絵画の中でその様子が表現されるようになりました。大奥の女性たちが華やかに描かれた「千代田の大奥」は、人々の大奥イメージの醸成に影響を与えたと言えるでしょう。本展では区内在住のコレクターより寄贈された「千代田の大奥」40組を全点公開し、周延が描いた江戸城大奥の世界をご覧いただきます。
(2) 「時代を振り返ること」に着目し、明治の人々が「江戸」をどう捉えていたのか史料から紹介します
明治20年代、人々の間では江戸時代を懐古するムーブが沸き起こっていました。周延もその一人として江戸時代を振り返り、作品の中で「江戸」を表現しました。明治の人々は、過ぎ去った「江戸」をどのように見つめていたのでしょうか。明治22年(1889)8月に上野で行われた「東京開市三百年祭」に関する記録や、かつて江戸幕府に仕え、維新後それぞれの道を歩んできた旧幕臣たちの史料を中心にご紹介します。

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